睡眠不足は勉強の大敵!米国の大学でひそかに広がる「お昼寝」習慣

タイム(USA)より

2015年01月11日(日)

「シエスタ」とは、おもにスペインや南米の人が伝統的にとる午後の休憩時間のこと。短時間の昼寝は脳をリフレッシュさせるとして、米国では最近、学生のシエスタをサポートする大学が増えてきている。

中西部にある名門ミシガン大学では2014年、図書館内に仮眠室が設置された。パーテーションで仕切られたスペースには、6つの簡易ベッドと使い捨て枕が並び、一人最大30分まで利用できるシステムになっている。

また多額の費用を投じて、昼寝の設備を整えた大学もある。南部のサヴァンナ芸術工科大学やセント・レオ大学は、一台1万ドル(約120万円)ほどもするメトロナップス社の「エナジー・ポッド」を導入した。リラックス効果のある音楽が流れたり、目覚まし用のライトが点いたりする仮眠用ハイテクチェアだ。

タイム(USA)より

セント・レオ大学ではこれを4台設置。とくに遠方から通学する学生に人気で、毎日決まった時間に来て昼寝をする学生の姿も見られるという。「図書館での居眠りは、周りの目が気になっていたから助かる」と話す学生もいる。

米国の大学では睡眠時間を削って勉学に励む学生が少なくない。だが、近年の研究で、睡眠不足の学生ほど成績不振に陥り、落第する可能性が高いことや、記憶力向上に仮眠が有効であることがわかっている。今後、大学で昼寝をする学生はさらに増えそうだ。

COURRiER Japon
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