大人のためのウェディングスタイル
第4回 品格のあるベルト&バッグ選びと使い方

こんにちは、フォルツァスタイルの干場義雅です。前回は「ウェディングスタイルでの装いを格上げする靴の選び方」として、あらゆるシーンで役立つ、靴の選び方をご紹介しました。第3回はコチラ

伝統を重んじ、TPOやマナーに応じた靴の装い方など参考になりましたでしょうか? 今回は小物第2弾と題し、さりげなく存在感をアピールできるベルトとバッグのお洒落術についてお話させていただきます。

男性の品格を表すといわれるレザーアイテムの選び方と使い方を知ることで、格段にフォーマルスタイルが素敵になるはずです。

ベルト/ジョルジオ アルマーニ

服に馴染むベーシックなベルトは、マストハブ

ヨーロッパで洋服が流行し始めた頃、ベルトは存在しませんでした。ウエストマークをするアイテムはもっぱらサスペンダーが主流。パンツの後ろにボタンが付いていて、パンツを吊り上げ、美しいラインを見せるのが目的でした。

ですが現在は洋服が簡略化され、サスペンダーがベルトになり役割が変化。洋服のデザインも進化し、ベルトは飾りの要素が強くなったともいえるのです。

フォーマルなウェディングスタイルでは、ベルトは悪目立ちしないシンプルなものがベスト。幅は3~3.5cmくらいが、スッキリとどんなパンツにも合わせられるでしょう。写真のようなシルバーのバックルで丸みがあるデザインだと、汎用性が高く控えめな上質感を醸し出すことができます。

ベルト/エルメス

黒革と茶革のリバーシブルベルトはビジネスにも使える最強アイテム

シルバーで「H」をモチーフとしたベルトは、洗練された都会的な男性をイメージさせる逸品。ジャケットからキラリとバックルが覗くとクールな印象づけることができます。表面のレザーは光沢感のある黒のボックスカーフ素材。裏面のレザーは、シボのあるややカジュアルな茶のシュリンクレザー。

バックルはそのままにして、表面と裏面を替えればリバーシブルのベルトに早変わり。レストランウェディングや二次会での衣装替えの際に違う表情を見せてくれます。黒と茶の2色が楽しめるので、旅や出張にも使える汎用性の高い一本です。

クロコダイルのベルト/プラダ

エレガントな上質さを醸し出すなら断然クロコ

フォーマルスタイルに限らずコーディネートをするときに決める順番は、まず靴、その後にベルトを選ぶのが鉄則です。ブラックフォーマル、レストランウェディングスタイルでも同じこと。靴がマットならベルトもマット。靴が光沢ならベルトも光沢のものを選ぶのがセンス良く装えるコツです。

他のものが装飾的であれば、シンプルなカーフのベルトが似合いますし、スッキリとシンプルな装いに上質感を出すのなら光沢のあるクロコダイルのベルトを取り入れるとラグジュアリーな装いになります。クロコダイルは少し高価ですが、長持ちするうえに上質さが醸し出せるので揃えておくと重宝します。

とはいえ、その光沢に存在感があるだけに使う分量にはご注意を。ベルトに靴、バッグに、腕時計など、すべてクロコダイルでまとめると下品で野暮に見えます。何事も「過ぎたるは及ばざるがごとし」。バランスが大切です。