成毛眞さん【前編】 「丸善日本橋店と丸の内本店、そして紀伊国屋書店新宿本店にはそれぞれ月1回は足を運びます」
『本棚にもルールがある』著者に聞く
[左]成毛眞氏さん、[右]藤野英人さん
新刊の内容紹介だけにとどまらず、著者の人となりや考え方に藤野英人氏が切り込む連載、「ふっしーの新刊ねほりはほり」。今回は『成毛眞の本当は教えたくない意外な成長企業100』(朝日新聞出版)『本棚にもルールがある』(ダイヤモンド社)など、文庫化を含めると2014年に7冊もの本を出版した、元マイクロソフト日本法人代表取締役社長で書評サイト「HONZ」代表の成毛眞氏に、自身の本づくり、本選び、そして書店にまつわるお話を聞いてきました。

著者ではなく「プロデューサー」として本をつくる

藤野 今日は書評サイトHONZの代表であり、近いところでは『成毛眞の本当は教えたくない意外な成長企業100』(朝日新聞出版)、『本棚にもルールがある』(ダイヤモンド社)などを世に出された成毛眞さんに「本」という広いテーマでお話したいと思います。12月の新刊『本棚にはルールがある』は発売3日で大重版がかかったそうですね。

成毛 編集者やライター、デザイナーの力を目一杯借りた本でした。装丁は本当に素敵でした。

藤野 いやいや、コンテンツがあってこそです。ところで、成毛さんはライターさんが聞き書きすると公言されているんですね。

成毛 私は「著者として本を書いている」というより、「本をプロデュースしている」という意識なんです。だから、必ずしも自分ですべてを書く必要はないと考えています。ライターや編集者、イラストレーターなどが集まることでチームができて、はじめて「じゃあ、何をつくろうか?」となる。そんなイメージですね。

藤野 あ、テーマが後からついてくるんだ。それはすごいですね。

成毛 うーん、バラエティ番組をつくっているような気分に近いかもしれない。
 

本棚にもルールがある』
著者= 成毛眞
ダイヤモンド社 / 定価1,512円(税込み)

◎内容紹介◎

本棚で過去の自分を把握し、未来のなりたい自分になる。仕事の本は本棚に入れない。社会人として必ず入れておくべきなのは「科学、歴史、経済」。本棚はあなたの知を増やす最高の道具。本棚のルールを知るだけで、効率良く知識が手に入ります。重要なのは「本棚の新陳代謝」と「余白があること」。本棚の中身が入れ替われば、それだけ多くの知識が身に付くし、余白があれば、空いているスペースに将来知っておきたい「知」が入る予定があるということです。

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