受験前日&当日に絶対にミスしない方法
「灘→東大理III」の3兄弟を育てた母の受験対策法【第3回】

「奈良のゴッドマザー」こと佐藤亮子さん

中学入試、高校入試、センター試験、大学受験など、わが子の受験を心配する方も多いこの時期。

難関校として知られる、灘中・高等学校(以下、灘校)から東京大学理科三類(以下、東大理III)に3人の兄弟を合格させ、「奈良のゴッドマザー」とも呼ばれる佐藤亮子氏の驚きの受験直前の対策法を紹介します。 

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1.ゲンを担がない

佐藤家は、一切ゲンを担ぐことはしません。カツを食べたり、よかったときの模試をお守りにすることもありません。
そういうことに気を遣う必要はもともとないばかりでなく、万一それを忘れたときに動揺してしまうからです。
頼れるものは自分の頭とペン、そして消しゴムという状態にしておくべきです。

2.受験会場まで親が付き合う

特に大学受験になると「親が付き添うなんて」と言う人もいますが、子どもが人生を賭けているからこそ親が付き添うべきです。遠征でホテルから出発しなければいけないのであれば、なおさらです。

朝起こす(親が起こすことで子どもが安心して前日寝られます)、朝ご飯を買ってくる、確実に会場まで見送る、ホテルのチェックアウトをする。受験生にとって、受験以外のことで気を揉ませることがないようにしなければなりません。

長男と次男のセンター試験の日、長女も中学受験があり朝早く家を出る予定でした。次男は神戸大学での受験だったため近くのホテルに泊まったのですが、私は長女について行かなければいけません。そこで、次男を朝起こしたりチェックアウトする係として当時高校生だった三男に頼みました。

長男のお世話は主人にお願いすることで、なんとか全員「ひとり体制」にならずに済んだのです。それくらい、当日に受験に集中させることは大事なのです。

3.親はホテルから出ない

子どもを会場まで送ったらホテルに戻り、私は敷地から出ることはありません。出てもホテル内のカフェまでです。
母親が時間つぶしにうろうろして交通事故に遭ったり、どこかの階段でケガをしたりすると、子どもの受験に差し障りが出ますから、私はできるだけ部屋でじっとしていました。
子どもの頑張りを無に帰さないため、それくらい慎重になる必要があります。

4.前日、前々日に焼き肉や寿司を食べない

これは、食中毒などでお腹を壊さないためです。実は、生ものを前日に食べて体調を崩したという話を聞いたことがあります。

受験は子どもにとって一生に一度の大切なことで、失敗すると次のチャンスは1年後にしかありません。そのために母親は、用心を重ねて臨まねばなりません。
当の受験生は「そこまで心配する必要あるの?」とけっこう気楽に考えていますが、親は経験値を生かしてあらゆることに手を打っておくべきです。

食事はゲンをかつぐわけではないので特にこだわらず、前日の夕ご飯はホテルの部屋で、お弁当屋さんのお弁当を食べ、当日の朝ごはんは息子が「眠くなる」と言ってあまり食べないので、生ものが入っていないおにぎりを買って食べさせました。

佐藤 亮子(さとう・りょうこ) 
奈良県在住。主婦。津田塾大学卒業後、大分県内の私立高校で英語教師として2年間教壇に立つ。その後結婚し、長男、次男、三男、長女の順で3男1女を出産。長男・次男・三男の3兄弟が全員、名門私立の灘中・高等学校に進学。3人それぞれが体育系のクラブに所属し青春を謳歌、ガリ勉とは無縁の学生生活を送る。高校では塾に通いつつも、高3の夏からようやく本格的な受験勉強を始めた。その後、3人とも日本最難関として有名な東京大学理科III類(通称「東大理III」)に合格。「灘&東大理III3兄弟」という快挙を達成する。その秀才を育てる子育てノウハウや家庭の教育方針などがメディアにも注目され、「女性自身」(光文社)「週刊朝日」(朝日新聞出版)などでインタビュー記事が掲載される。また、親御さん向けの講演なども行ったこともある。今、最も注目されるお母さんの一人。

佐藤亮子・著
『「灘→東大理III」の3兄弟を育てた母の秀才の育て方』
KADOKAWA/税抜価格:1,400円

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