経済の死角

株価2万円に備えよ! 年明けまもなく、株はぐんぐん上がる・・・・・・株をやる人も、やらない人も 全国民必読

2014年12月17日(水) 週刊現代
週刊現代
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円安株高の流れはいったいいつまで続くのか〔PHOTO〕gettyimages

年明けから株価はぐんぐん上がり、あっという間に大台突破。しかし、景気がよくなるわけでもない。「いったい、この国に何が起きているのか」——市場関係者は固唾を飲む

2万円の大台突破から約1年半で1万円割れ。そんな株価暴落劇が起きたのは'00~'01年のことだ。いま再び見えてきた大台超え。今度は大丈夫か、それとも悪夢再びか。駆け引きはもう始まっている。

財務省の会議室で

その顔には自信がみなぎっていた。

12月2日、野村ホールディングス(野村證券)が都内で開催した機関投資家向けの「野村インベストメントフォーラム」。ライトグレーのスーツに身を包んだ永井浩二CEOは登壇すると、2016年3月期の経営目標を「2年前倒しでおおむね達成できました」と語り出した。

アベノミクスによる株高の恩恵を受けて、野村の業績は絶好調をキープ。今年の中間決算でも、直近10年間で2番目に高い水準の純利益を確保したばかりだ。永井CEOは、インフレの時代には個人が預貯金に貯め込んだカネを株などの有価証券に移すのが「歴史的な必然」と語り、デフレ脱却を目指すアベノミクスが継続すればこの動きが「本格化する」とさらなる株高への期待感を来場者にアピールしてみせた。

こうした日本株への強気姿勢は、もちろん野村に限ったことではない。最近では米ゴールドマン・サックスが来年には日経平均株価が2万円を超えるとの予測を発表して話題になったばかりである。目下の総選挙で安倍晋三総理が率いる自民党が圧勝して、株高を追求するアベノミクスがさらに強化されれば、株式市場はこれを好感。年明けから株価はぐんぐん上がり、春先にも2万円突破がある。そんな見通しを語るマーケット関係者は少なくない。

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