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「勉強を楽しくすることで、社会に貢献したい。そのために人間のことを理解することがいちばん重要」---参考書作家・船登惟希

2015年01月01日(木) 佐藤慶一
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参考書作家の船登惟希氏

「勉強をもっと楽しくしたい」

現在の教育業界は、デジタル教科書やMOOCs(大規模オープンオンライン講座)などテクノロジーがどのように教育を変えるのかといったことは注目されている。そんな中、ひたすら紙の参考書を書き続ける人物がいる。

宇宙一わかりやすい高校化学』『大学受験らくらくブック』シリーズなどの参考書を手がける参考書作家の船登惟希氏(27)だ。中学校までは新潟県佐渡島で過ごし、新潟高校理数科に進学。東京大学理学部化学科、東京大学大学院理学系研究科化学専攻修士課程を経て、株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)に就職。その後、独立して現在に至る。

船登氏は「edutainment(エデュテインメント: education+entertainment)」に興味があり、「楽しみながら勉強できると同時に、わかりやすく本質をついた教育コンテンツをつくることで、社会に貢献したい」と考えている。これまでの著書の累計売上は14万部以上にもなる。

そんな船登氏が昨年11月、自身初となる新書『サマる技術』を上梓した。年に1000冊以上の本を読むという彼がどのように本を選び、要約(サマリー)をつくり、クラウドを活用して記憶をしているのか。その技術について書かれた本だ。今回、勉強が好きになったきっかけや参考書作家となった理由、新著の内容など幅広く話を聞いた。

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