動画で知る、ラグジュアリーの神髄
第2回 カルティエ『Shape your time』

好奇心旺盛なフォルツァエイジのために、ファッション、クルマ、腕時計の分野をはじめとした、“ラグジュアリーの深淵”に迫る動画を配信するこの連載。第2回は、ジュエリー界の頂点にして腕時計の未来を創造するカルティエによるショートムービー『Shape your time』をお届けします! 前回の記事はコチラ

限りなき時の旅へと誘う、幻想的な映像世界

1847年にパリにて創業。以来、カルティエはフランス随一の名門ジュエラーとして、時代の変化に応じながら確固たるスタイルを築き上げてきました。それらの遺産はエレガンスの象徴、あるいは代名詞として現代へと受け継がれています。

現在のカルティエ スタイルの礎を築き、不世出のメゾンへと飛躍させたのが、3代目当主ルイ・カルティエとその2人の兄弟、ジャック、ピエールです。彼らは19世紀後半から20世紀初頭にかけて、パリ、ニューヨーク、ロンドンの3拠点を設立し、メゾンの国際的な展開を果たします。そしてカルティエは、英国王室をはじめとする世界各国の王室から御用達と認められ、世界中の王侯貴族やセレブリティたちとの交流を通して、ビジネスとクリエイションの両面において目覚ましい発展を遂げていったのです。英国王エドワード7世が、カルティエを「宝石商の王、王の宝石商」と称賛した話はあまりに有名です。

カルティエが創業時から貫いてきた伝統と革新の精神は、ジュエリー製作だけでなくウォッチメイキングにも如実にあらわれています。たとえば、1904年に開発された記念すべき初の腕時計「サントス」。懐中時計全盛の時代に、ブラジル人飛行家アルベルト・サントス=デュモンの〝飛行中に操縦桿から手を離さずに時間を確認できる時計が欲しい″という要望に応えるかたちでルイ・カルティエにより製作されました。また1912年には、当時の時計愛好家たちに奇跡だと言わしめた神秘の置き時計「ミステリークロック」が誕生。1919年には、戦車をモチーフにした不朽の名品「タンク」が発表されました。

時は移って現代。カルティエの時計への情熱はさらなるものへと発展を遂げ、近年では機械式ムーブメントの自社開発を積極化しています。かつての名品たちは今日ではクラシックとして世に知れ渡り、片や腕時計の未来を切り開く超複雑機構のモデルは、世界各国の時計ジャーナリストやコレクターたちの関心を一堂に集める存在となりました。

今回ご紹介するのは、こうしたカルティエのウォッチメイキングの世界観を映像化したショートムービー『Shape your time』です。そこには、果てなき挑戦を続ける男性たちへのカルティエが捧げるメッセージが込められています。

この作品を制作したのは、2012年に1億6千万人以上の閲覧を記録した映像作品『オディセ ドゥ カルティエ』を手掛けた、フランス人監督ブルーノ・アヴェイラン。90秒間に及ぶ映像は、黎明期の発明、今日のクラシックモデル、そして未来のウォッチメイキングを予感させるコンセプトウォッチを通して、瞬く間に観る者を「カルティエの時の世界」へと誘います。

ブランドは世界中に星の数あれど、フランスの一流メゾンだけが持つ特権。それこそが揺るぎない伝統のDNAから生まれる唯一無二の“エスプリ”にほかなりません。文化を継承するために必要不可欠なこと、その神髄は「未来を創造すること」にこそあるのです。

カルティエが世界屈指のジュエラー、ウォッチメーカーとして君臨し続けられる所以は、まさにここにあるのです。フォルツァスタイルの読者の皆様なら必ずや、このメゾンのコレクションの中からお眼鏡に適う一本を見つけられることでしょう。

カルティエ「タンク ルイ カルティエ サファイア スケルトン ウォッチ」 photo:Cartier

カルティエ「タンク ルイ カルティエ サファイア スケルトン ウォッチ」
W5310012、手巻き、30×39.2mm、WGケース、¥5,250,000(+Tax)

カルティエ カスタマー サービスセンター
0120-301-757
http://www.cartier.jp/

まさしくカルティエの伝統と未来を紡ぐ、シンプルにして大胆な腕時計がここに。スケルトン加工の技術にて浮かび上がった手巻きキャリバー9616MCの存在感は、かの名作「タンク」へ新たな息吹を与えています。ムーブメントが刻む「時」を手にできるのは所有するオーナーだけの喜びなのです。エレガンスと創造性を携えた佇まいは、永遠普遍なるカルティエのスタイルを象徴しています。

Text: FORZA STYLE