日本酒のプロとして最前線へ。日本酒を客観的に見ることで、その可能性を広げたい---酒匠・山口奈緒子
酒匠の山口奈緒子氏。かつてアルバイトしていたという方舟 新橋店で取材をおこなった

世界最年少で「酒匠」の資格を取得

「日本酒をもっと客観的に見たいんです」

1990年生まれで、日本酒・焼酎のテイスティング専門家「酒匠」の資格をもつ山口奈緒子氏(23)は日本酒についてこのように語る。世界で250名ほどがもつ酒匠という資格を、山口氏は世界最年少で取得した。

日本の食文化といえば、「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されたことは記憶にも新しい。合わせて、海外では日本酒も徐々に人気を獲得しており、海外でも日本酒が製造されるようにもなってきている。

そんな日本酒にはさまざまな可能性があるとともに、課題も存在する。たとえば、若者と日本酒の距離感が遠いこともそのひとつ。山口氏はベンチャー企業、株式会社clearでSAKEカルチャーを世界に広げるWEBメディア「SAKETIMES」事業を運営している。

今回、山口氏に日本酒との出会いから、いくつかの資格の取得、日本酒の課題や可能性について話を聞いた。日本酒の未来を見つめる視線と視点を紹介する。