経済の死角

低コストでグローバルな資産運用に向けて---「お金のデザイン」が日本初のETF特化型投資一任運用サービス「ETFラップ™」を開始

2014年11月30日(日) 佐藤慶一
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左から北澤直氏(株式会社お金のデザイン取締役COO)、加藤康之氏(京都大学大学院経営管理研究部)、岡橋寛明氏(みやこキャピタル株式会社取締役副社長)、廣瀬朋由氏(株式会社お金のデザイン代表取締役社長)、郷治友孝氏(株式会社東京大学エッジキャピタル代表取締役社長)

低コストでグローバルな資産運用に向けて

11月27日(木)、株式会社お金のデザインが、日本初となるETF特化型資産運用サービス「ETFラップ™」を12月8日から取り扱うことを発表した。「資産運用に、革命を。」という言葉を掲げるお金のデザインは、ライフネット生命の創業支援やインターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢(ISAK)などの発起人としても知られる、あすかアセットマネジメント代表・谷家衛氏が創業者として名を連ねている。

ETFラップ™で扱うETFとは「Exchange Traded Funds=上場投資信託」のこと。今回発表したサービスの特徴は、「グローバル」「マルチアセット」「低コスト」という3つ。世界中の取引所から高品質な銘柄に低コストで投資をおこない、機関投資並みの分散投資ができることになる。11月4日から先行して会員登録をスタートしたが、この3週間で想定預かり資産額は2.5億円を見込むという。

まず、会社設立の背景とETFを取り巻く環境について同社代表取締役社長の廣瀬朋由氏から話があった。日本は世界第2位の個人金融資産保有額を誇るが、うち、97.5%が円建ての資産となっている。加えて、現預金が53%という状態。人口減少や少子高齢化、経済状況の悪化、円安やインフレ懸念などが重なるなか、「今後、一人ひとりに合った堅実な透明性のある低コストのグローバル資産運用が求められる」とした。

米国や欧州での潜在的ニーズに合わせた分散投資のように、資産運用を低コストでグローバルにおこなうことができるETFラップ™。ETF市場は世界的にも2.3兆ドルほどの残高規模で、多様な約5000銘柄が存在する。日本におけるETFは数百ほどだったが、お金のデザインではお客さんと一人運用契約を結ぶため、世界中の銘柄にアクセスできるようになった。500万円からの資産運用が可能で、販売手数料は0.00%、投資一任運用報酬率は最高で1.00%。廣瀬氏は「ETFラップ™は銀行にかわって、お客さんの財布にとってかわるのではないかと思っている」とも語った。

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