木暮太一の「経済の仕組み」

「文章力は、伝達力の基本」
【第6回】「分かりやすい」には2種類ある

2014年11月07日(金) 木暮 太一
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〔PHOTO〕Thinkstock by gettyimages

【第5回】はこちらをご覧ください。

「分かりやすい構造」と「分かりやすい表現」

わたしたちの文章は、単に「分かりやすい文章」「分かりにくい文章」と評価されることが多いです。ですが、ひとくちに「分かりやすい」「分かりにくい」と分類されても、「何が『分かりやすい/分かりにくい』のか?」「どのポイントを改善すべきなのか?」は分かりません。

文章力を身につけるためには、その前にまず、自分の文章の問題点および改善点を明らかにしておかなければいけません。

結論からいいますと、「分かりやすい」には2種類の要素が混在しています。2つの要素がそろってはじめて「分かりやすい文章」になるのです。

同時に、その2つの要素を区別なく考えていると、的確な「対策」ができなくなります。「分かりやすくしよう」とがんばっても、なかなか成果が出なくなります。ですから、まず「分かりにくい文章」は何が分かりにくいのかを、要素別に分解して考えてみます。

文章の分かりやすさを決める2つの要素とは、「文章構造」と「文章表現」です。この2つがそろって、初めて分かりやすい文章になります。

逆に、「その文章が、分かりやすい理由」は、

「文章構造」が分かりやすく、かつ「文章表現」も分かりやすいから

なのです。

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