渡辺喜美氏の元政策秘書が直言---「一強多弱」の日本政治はどうすれば変わるのか
文・室伏謙一
みんなの党前代表の渡辺喜美氏 〔PHOTO〕gettyimages

脱藩官僚から政策秘書へ

私は、昨年、平成25(2013)年1月から12月までの1年間、ボランティア的に選挙等をお手伝いした期間を含めれば1年2ヵ月間、みんなの党前代表の渡辺喜美衆議院議員(以下「渡辺前代表」)の政策担当秘書を務めた。

秘書と言っても単なる秘書ではなく、渡辺前代表の言葉を借りると「純粋に政策担当秘書」として、発言原稿の作成、国会審議における質問の作成、政府提出法案の分析、みんなの党提出法案や修正案の作成の支援等を行ってきた。

渡辺前代表は「政策担当秘書は霞が関の論理を理解し、政策の企画・立案を行った経験を有する元官僚、いわゆる『脱藩官僚』であることが望ましい」というご認識をお持ちであり、私はこれを極めて正しいものであると考えている。

自民党から民主党に政権が交替した時、渡辺前代表は当時の鳩山由紀夫総理に対し、「霞が関の論理を理解する脱藩官僚のブレーンを側近に置くべきだ」と進言したというエピソードがあるくらいである。かく言う私も、元総務省職員の脱藩官僚である。