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グーグルCEOが英経済紙のインタビューで「デフレ不可避論」を展開!
10月31日、追加の金融緩和策を発表した日銀・黒田総裁 〔PHOTO〕gettyimages

出口戦略はどうするつもりなのか?

先週打ち出された日銀の追加緩和には、驚くというより呆れた。株高に支えられてきたアベノミクスの先行きが怪しくなったタイミングでの、この動きを何と呼べばいいのだろう。「阿吽の呼吸」などと言う人もいるが、その実態は時の政権と中央銀行が結託した株価操作と勘ぐられても仕方がないだろう。

今の黒田日銀総裁は1987年から2006年まで米連邦準備制度理事会の議長を務めたアラン・グリーンスパン氏を彷彿とさせる。景気が腰折れしそうになると絶妙のタイミングで金融緩和を行うグリーンスパン議長は、米国株が好調に推移している間は米国のメディアやエコノミストから「マエストロ」などと絶賛された。当時のニューズウィークやタイムの誌面を、スーパーマンのコスチュームをつけたグリーンスパン氏の戯画が飾ったものである。

しかしステロイドやカンフル剤にも似た金融緩和策はいずれ必ず破たんする。薬物の量が増し、投与期間が長期化すればするほど出口戦略は困難になる。また、そこまでの間に突発的な経済危機が起きる恐れも生じる。

実際、2008年のリーマンショック後、グリースパン氏は議会公聴会に召喚され、その責任を厳しく追及された。日銀が先日のような異常な動きを今後も繰り返せば、黒田総裁もいずれ同じような道を辿ることになるだろう。

Googleの共同創業者、最高経営責任者(CEO)ラリー・ペイジ氏 〔PHOTO〕gettyimages
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