デジタル・エディターズ・ノート
2014年11月12日(水) 佐藤 慶一

神田エリアで「動く街づくり」を目指す「THINK! TOKYO LOCAL」プロジェクト---EDITORY・河原田保彦氏に聞く

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EDITORY運営ディレクター・河原田保彦氏

新旧の価値観が交錯する場所=東京ならではの「LOCAL」

10月20日、神田・神保町にあるコワーキングスペース「EDITORY(エディトリー)」が、これからの街を考えるプロジェクト「THINK! TOKYO LOCAL」を発表した。

古くからの町並みが残っていると同時に、最近ではオフィスビルなども建つようになった、文化と歴史が根づく神田。そんな新旧の価値観が交錯する場所を東京ならではの「LOCAL」、「TOKYO LOCAL」と捉え、変わらないものを守りながら、変わりつづけるこの街で、街を行き交い、暮らし、働く人々といっしょにこれからの「街」を考えるというものだ。

TOKYO LOCALエリアで働く人と街のことを考える「TOKYO LOCAL Thinking」と、街への想いやアイデアを街の人と実践する「TOKYO LOCAL Action」という2つの活動を通じて、新しい街づくりの今を発信する。エディトリー運営ディレクター・河原田保彦氏に話を聞いた。

2013年4月にオープンしたエディトリーは、コワーキングスペース兼イベントスペースとして、会員や街、企業などとのコラボレーションを生みながら、街の人との関係性を積み重ね、さまざまな人の交流の場をつくってきた。運営しているなかで、エディトリー内外におけるコミュニケーションやコラボレーションが増え、もっと街に還元できないかと考えるようになったという。

「街の人からスキルをもった人を求める問い合わせが増え、人と情報が回遊するようになってきました。同時に、複数の大手ディベロッパー(開発業者)が神田エリアに場所をもっていたり、これから建設することを知り、一緒にこのエリアを盛りあげていくことができるんじゃないかなと考えました」

自社ビルとしての機能だけでなく、お互いが協力・連携し合うことで、企業を巻き込みながら街を盛り上げることができるのではないかと考えた。「企業としても街を盛り上げ、根を張っていきたいという思いがあり、プロジェクトというかたちではじめることになりました」。このような流れを受け、7月末から始動した。

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