個人作家と読者のためのプラットフォーム「JukePop Serials」が図書館との連携を強化
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図書館での電子書籍の普及を進める取組み

「知られざる名作に出会いたい」と望む読者は少なくありませんが、個人作家の作品が書店や図書館の書棚に並ぶ機会は限られています。また、ウェブサイト上ではセルフパブリッシュ(個人出版)による作品が数多く発表されていますが、そのクオリティは玉石混淆で、読者がそれぞれの好みに合ったものを見つけ出すのは、容易でないのが現状です。

JukePop Serials(ジュークポップ・シリアルズ)」は、個人作家と読者をつなぐオンラインプラットフォームとして、2012年に開設されました。作家が一章ごとに連載形式で公開する作品を、読者が、スマートフォンアプリやウェブサイトを通じて無料で読み、出来映えを評価したり、感想をコメントできる仕組みとなっているのが特徴です。

また、JukePop Serialsは、独自に開発されたデータ解析ツールを実装しています。作家は、このツールを使って、作品の閲読数や評価への投票数を性別や年齢層別に分析するなど、読者からの反響を細かに把握することができます。

JukePop Serialsの読者データ解析ツール(サンプル)

JukePop Serialsでは、この仕組みを図書館での電子書籍の普及に活かそうと、米国内の公共図書館との提携を進めてきました。

2014年4月からは、その第一弾として、200万人以上の住民を対象に8ヵ所の図書館で構成される、米カリフォルニア州サンタクララ郡図書館区(Santa Clara County Library District・以下、SCCLD)とのプロジェクトに着手。利用者は、SCCLDのウェブサイトを通じて、JukePop Serialsで公開されている作品のうちSCCLDが独自に選び出した1000作に、無料でアクセスでき、ウェブブラウザから閲読したり、電子書籍リーダーなどのモバイル端末にダウンロードできるようになりました。

SCCLDのJukePop作品アーカイブサイト
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