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若者が盛り上げる一次産業と地方移住、その魅力と課題---食べもの付き雑誌『食べる政治』『四国食べる通信』
トークセッションの様子

10月27日、『食べる政治』のオープンを記念して「-いま、一次産業がアツい? 日本の食を盛り上げる若者たち-」というイベントがおこなわれた(『食べる政治』と『四国食べる通信』の共催)。食べる政治については、以前お伝えしたことがある。

(参考)「日常で政治を意識する瞬間をつくりたい」---食を通じて社会問題を考える「食べる政治」とは?

『食べる政治』は、「身近な"食"を通して、政治や社会問題について考える」ことをテーマとした月刊誌&ECサイト。テーマに付随した食材が雑誌といっしょに送られる仕組みで、実際に食材を食べながら問題を実感し、考える機会をつくる。

第1弾となる11月号では「ジビエによる農業被害」をテーマに据え、ジビエ肉が送られる。今後は、防災やクジラ、農業ブームなどのテーマを展開していく予定だ。また、雑誌の価格の3%を毎号のテーマに関連する団体に寄付するため、知的好奇心を満たしながら小さな社会貢献にもかかわることができる。

『四国食べる通信』は、食べることを通じて、四国の一次生産者の食材に触れてもらう機会を増やしている。隔月で発行しており、雑誌を読むとともに、食材も味わうことができる。「ただ読んで食べるだけではなく、あくまでも届けるのは『体験』」と、編集長を務めるポン真鍋氏は言う。読者限定のフェイスブックグループがあり、生産者に直接感謝の気持ちを伝えたり、交流する場となっている。

カツオのたたき、カツサンド、日本酒、オリーブの新漬けなどが出された

イベントでは、四国の旬の戻り鰹を使った「カツオのたたき」やカツサンド、地酒などが振舞われるとともに、若手生産者が手がける食材を販売するマルシェも実施。また、『食べる政治』『四国食べる通信』やNPO法人農音(のうおん)の活動を紹介しながら、ジャーナリスト・佐々木俊尚氏といっしょに「一次産業を盛り上げる活動」について語るトークショーもおこなった。