賢者の知恵
2014年11月09日(日) 週刊現代

「お前らにはいい温泉がないだろ」「そっちは海がないくせに」群馬県vs.茨城県「人気」なき戦い 北関東死闘篇

最新「都道府県『魅力度』ランキング」で最下位争い

週刊現代
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草津温泉など観光資源が多いにもかかわらず、県としての認知度が上がらない群馬。農産物が豊かで住みやすいのに、ランキング最下位をキープし続ける茨城。日本で一番「魅力のない県」はどっちだ!?

「これは陰謀だ」

「正直言って驚いたし、がっかりしました。私は群馬県で生まれ育ちましたので、46位という結果は受け入れがたいですね」

こう語るのは参議院群馬区選出の山本一太議員。憤っているのは、ブランド総合研究所が発表した「地域ブランド調査2014」の結果についてだ。この調査では、全国47都道府県の魅力度調査で、群馬県が46位にランキングされている。

「今年、県民の悲願だった富岡製糸場の世界遺産登録が実現しました。マスコミでも大々的に取り上げられ、今年こそ群馬の順位は上がると思っていたのに、逆に下がってしまった。非常にショックです」(山本氏)

毎年発表されている地域ブランド調査とは、全国で約3万人を対象として行われている大規模な意識調査で、全国の市区町村や都道府県の認知度や魅力度、イメージに関する詳細なアンケートをもとに、ランキングを行っている。ブランド総合研究所の研究員・平野佑氏はこう説明する。

「その場所がどれくらい、認知されているか、どれほど魅力的だと思われているかということに加えて、メディアを通じてどのような情報を発信しているか、観光資源や名産品が有名かといった多角的な分析を行っています。本調査をもとに、イメージアップ戦略を練る自治体も多いですね」

群馬県は、その調査で下位ランキングの常連だ。群馬県藤岡市出身で、「ぐんま大使」を務めているタレントの中山秀征氏は「これは陰謀だ」と断言する。

「例えば、抱かれたくない男のランキングでは出川哲朗やエガちゃん(江頭2:50)が常連ですが、そういう意味で、群馬を下位にしておけば『落ち着く』みたいな人たちがいるに違いありません。例えば、草津温泉は全国の温泉ランキングでもトップクラスの名湯として知られています。なのにそれがある群馬県には、誰も関心を持たないなんて絶対におかしいですよ。

いま、全国のゆるキャラグランプリで、群馬の『ぐんまちゃん』が1位を獲りそうなんですが、『ぐんまちゃんって、どこのゆるキャラだっけ?』なんて言い出す奴が出てきたらぶっ殺しにいきます。『そのまんまだろ!くまモンよりわかりやすいじゃないか』って話ですよ」

そんな群馬県の後塵を拝している県が、同じく北関東の茨城県だ。茨城はブランド調査が始まった6年前から、'12年度を除き、毎回最下位で、文字通り「日本一魅力のない県」という汚名を着せられている。

茨城県筑西市出身の手品師・タレント、マギー司郎氏は語る。

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