『若者のすべて 1980~86「週刊プレイボーイ」風雲録』より【第2回】 ~第1章 パイレーツ オブ 九段~

【第1回】はこちらをご覧ください。

故・中村信一郎さんに捧ぐ
「中村さん!! コレッ、読んでいただきたかったです。」
                      コミネ

はじめに

これは1980年代、100万部雑誌となった「週刊プレイボーイ」(以下WPB)の編集部にパシリのバイトという一番格下の立場から入り、やがてWPBのフリー編集者となったコミネの視点から描かれるWPB風雲録である。

1980年代後半、日本はバブルをパンパンに膨らませようとしていた。結局それは頂点で破裂し、その後の日本は落日の底への一途を辿っている。だが、時代がどうなろうとも、若者は常になにか新しいことを始めなければならない。

時代がどーのこーのと言う前に、おまえは一体、なにを始めてるんだ? つーことなのである。仮にそれが失敗に終わろうとも、また新しいなにかを始めればいいのだ。

これを書いているコミネは、五十路に入り、まだ、日々、失敗の繰り返しを続けている。

だが、その原点にある思いは、あのWPBでの風雲の日々の中で培われたという事は間違いない。

なにもわからないまま懸命に、ただ自分の夢を追い求め、必死に行動していたあの日々。それは昔も今も変わらない。

話は34年前、1980年の夏から始まる。

若者のすべて 1980~86「週刊プレイボーイ」風雲録』
著者= 小峯隆生
講談社 / 定価1,728円(税込み)

◎内容紹介◎

80年代の若者雑誌といえば、「ホットドッグ・プレス」、そして100万部を発行し社会現象にもなった「週刊プレイボーイ」である。伝説の編集長・島地勝彦氏は現在エッセイストとして活躍中、当時の編集部の多士済々ぶりはNHKスペシャル「全身編集長」としてドラマ化され話題となった。当時のWPB軍団はどんなドタバタの日常を送っていたのか、また編集者たちは何を考え、何を求めて企画をつくっていたのか---本書は80年代にその編集部で青春を過ごした一人の若者の、夢と欲と野心の物語である。

⇒本を購入する AMAZONはこちら / 楽天ブックスはこちら