木暮太一の「経済の仕組み」

「文章力は、伝達力の基本」
【第4回】書く前に、まず決めておくべきこと

2014年10月24日(金) 木暮 太一
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〔PHOTO〕Thinkstock by gettyimages

【第3回】はこちらをご覧ください。

文章を書こうと力んで、いきなり書きはじめる人は、いい文章を書くことができません。「事前に決めておかなければいけないポイント」を決めていないからです。文章を書く前に、決めておくべきこと、それはいったい何でしょうか? 何を事前に明確にしておかなければいけないのでしょうか?

それは、次の3点です。

(1)目的(その文章は、何の目的で書くのか)
(2)具体的論点(何について書くのか)
(3)結論(どういうメッセージで締めくくるか)

文章の目的を明確にしておく

ぼくたちが書く文章には必ず目的があります。仕事や出来事についての連絡するために書く文章、新製品の概要やメリットを説明する文章、クライアントを説得するための文章。あるいは、他人に見せるためではなく、自分の備忘録やメモとして書く文章もあるでしょう。

いずれにしても、あらゆる文章には目的があります。そして、それぞれの目的に合った書き方があります。目的が異なれば、異なる書き方をしなければいけません。そのため、実際に文章を書き始める前に、「自分がこれから書く文章は、何が目的なのか?」を明確に意識しておく必要があります。

「目的を意識することが大事」というのは、何事においても共通して言われることです。漠然と納得してしまいそうですが、こう言われる理由を明確にしておきましょう。文章を書く際に、なぜ目的が重要になるのでしょうか? 目的を明確にしていないと、具体的にどんなことが起こってしまのでしょうか?

なぜ「目的」が大事なのか。一言で言うならば、「伝わりやすさ」「文章の分かりやすさ」が大きく変わるからです。

目的が明確になっていない、あるいは目的通りの書き方になっていないと、読み手は「知りたい情報」にスムーズに辿り着けません。

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