木暮太一の「経済の仕組み」

「文章力は、伝達力の基本」
【第3回】文章を書くにあたっての「絶対ルール」

2014年10月17日(金) 木暮 太一
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〔PHOTO〕Thinkstock by gettyimages

【第2回】はこちらをご覧ください。

前回まで、「書けない人の特徴」をリストアップしました。もし、みなさんがこれらの特徴に当てはまっているとしたら、文章を書くのに苦労することでしょう。

そこで今回は、その「特徴」から抜け出すための方法をご紹介します。

文章が書けるビジネスパーソンになるために、何が必要なのか、またどんなことを意識しなければいけないのか、それをお伝えします。文章が書けるようになるための「絶対ルール」です。

【絶対ルール1】 とりあえず書いてから推敲する

最初から完璧に書こうとすると、文章を書くのが難しくなります。書けなくなります。

ぼくは、今でこそ年に数冊、書籍を上梓しており、1日に1万字以上の原稿を書くこともできるようになりました。しかし、もともと文章を書くことが得意だったわけではありません。小学校からずっと国語が苦手科目で、大学受験時には偏差値40前後でした。1600字の小論文の試験も時間内に書き上げる事ができず、入試科目に「小論文」がある大学・学部を避けていたくらいです。

なぜ小論文が苦手だったのかというと、「文章を書いては消し、書いては消し」を繰り返していたからです。そんなぼくが長い文章を短時間で書けるようになったのは、「見直しせずに、とりあえず書く」という方法に変えたからです。

まず最初は誤字脱字も気にせず、変換ミスも気にせず、手の動きに任せてとりあえず終わりまで書いてしまいます。そうすることで、徐々に長い文章が書けるようになっていったのです。

あまり吟味せず、ミスも気にせず書くので、書きあがった文章は「完成形」とは程遠いものです。しかし、あとから「推敲(見直し・書き直し)」をしていけばいいのです。

あとで見直し・書き直しをするのであれば、最初から見直ししながら書いても同じじゃないか、と思われるかもしれません。ですが、全然違うのです。とりあえず書いてしまって、あとから見直したほうが圧倒的に短時間で文章が完成します。

文章が書けないと悩んでいる方は、「とりあえず書いてから見直す」と肝に銘じ、迷わず書いてみてください。驚くほどスピードが上がるはずです。

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