経済の死角

NTTデータ、グーグルグラス業務活用を推進---開発担当者に聞く「ビジネス利用への期待」

2014年10月19日(日) 上田裕資
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NTTデータで開発リーダーを務める小山武士氏(左)

いよいよ日本でもグーグルグラスの業務活用の動きが本格化しそうだ。10月15日、NTTデータはスマートグラスを活用した業務ソリューションを発表。東京・ビッグサイトにて開催中の「ITpro EXPO 2014」(10月17日まで)にて、担当者らが実際にグーグルグラスを着用しデモンストレーションを実施した。今回は国内で始動したグーグルグラス活用の現状をご紹介する。

NTTデータの業務支援システム

NTTデータが開発したシステムはグーグルグラスをはじめ、エプソンのMOVERIO、VUZIX社製M100などのスマートグラスでの利用を想定している。同社で開発リーダーを務める小山武士氏に話を聞いた。

「今回発表したのは物流や製造業、メンテナンスの現場に適用可能な『遠隔操作支援システム』と、セキュリティ向上に役立つ『AR認証システム』の2種類です。

『遠隔操作支援システム』はスマートグラスを着用した作業者にオペレーターが指示を出し、作業の進捗状況の確認、作業終了時の"証跡"画像の共有などの業務が可能になります。

近年、食品加工の現場ではトレーサビリティが話題にのぼることも増えましたが、この仕組みを活用すれば完了したタスクをハンズフリーで"証跡"として残すことができます。

また、機械メンテナンスの現場ではマニュアルを持ち歩かなくても、チェック項目をモニターで確認可能です。作業員目線で撮影した画像や動画を共有し、その場で細かな作業指示を受け取ることもできます」(小山氏)

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