経済の死角

田原総一朗が選ぶ、今一番イケてるスタートアップ企業とは?

STARTUP PRESS

2014年10月15日(水) 徳瑠里香
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田原総一朗氏と主催者と登壇者のみなさん

「日本で起業という生き方をメジャーに」することを目指し、トーマツベンチャーサポート株式会社Skyland Venturesが共同で主催する「STARTUP PRESS」。10月2日、Freak Out Hills Garageに、主催者が選んだ注目のスタートアップ企業10社と、テレビ、新聞、雑誌・出版、WEBメディアの記者や編集者約50名が集った。第2回目となる今回は、「スタートアップがチャレンジする10の社会問題」と題して、ジャーナリストの田原総一朗氏を前に、各社の代表者がプレゼンを繰り広げた。田原氏が選ぶ、今最も面白いスタートアップ企業とは。

働き方を変える

「世の中では草食系男子とかなんとか言われているけれど、今、起業をしてチャレンジしている若者が1000人も2000人もいると言う。大企業に就職するのはもう古いと。非常に面白い。今日はそのなかでも選りに選った10社の話が聞けるということで、非常に楽しみです」

田原氏の期待を込めたその言葉を合図に、各社のプレゼンが始まった。

スタートを切ったのは、株式会社クラウドワークスの代表取締役吉田浩一郎氏。2012年3月にスタートした同社は、188業種・22万人を超えるプロフェッショナルが登録するクラウドソーシングサービス「クラウドワークス」を運営する。インターネット上で仕事の受発注が完結するため、個人が時間と場所にとらわれずに仕事ができる。クライアント企業は約4万社。その中には、ベネッセやヤマハといった大企業、さらに経済産業省や外務省、国土交通省、行政も含まれている。登録者はフリーランスの若手のみならず、主婦や介護をする人、定年退職した人も多い。登録者の最高年齢は85歳で、22万人の10パーセントはシニア層。その3分の2が月20万円以上を稼いでいるという。

「正社員比率が50%を超えると言われているなか、国は残り50%の非正社員に対して、社会保障や教育などが未整理な状況にあります。私たちは、インターネットを活用したこの事業で、個人に新しい収入と働き方を提供しています。これは10年後には1兆円市場だともいわれています。今は仕事の提供がメインですが、ゆくゆくは、個人に対して、『仕事』『社会保障』『教育』の3つを提供していいきたいと思っています」(吉田氏)

プレゼンを聞いた田原氏は「ネットによる派遣ということか。派遣と違うのは、行く必要もなく、1社と契約をするわけではないこと」と理解した上で、「何も能力がない人はいない。自分の能力を知らないだけ。教育をすればそれを鍛えることもできる。これまで大企業の一社員だったのに、個人に発注されて仕事ができたら嬉しいだろうねえ」と感想を述べた。

 
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