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2014年11月08日(土)

【WORLD REPORT】
未来を明るく照らす「8つのプロジェクト」
日本の「匠の技」が、世界を笑顔にする!

国際協力の最前線で広がる日本ならではの技術が、世界と日本の明日を変えていく。

道路情報を瞬時にキャッチ ドライバーの安全を守る

南部高速道路の建設も日本のODAで行われた

スリランカ/三菱重工

 2011年、大都市コロンボと観光地のゴールを結ぶ南部高速道路が開通。所要時間が大幅に短縮され、観光客が倍増した。だが、交通量の増加により、事故や渋滞の発生が懸念されている。そこで、高速道路の安全性を確保しようとODA事業で日本の交通管制システムの導入が決定した。今後、車両を数えるカメラを41台、雨量計を11台設置し、そこから得た情報を分析する交通管制室を整備する。

「日本式の高速道路システムを、他のエリアでも広く普及させることも狙いの一つです」(大野)

 プロジェクトに携わる武市義典は「この国の大半は日本車。日本の技術への信頼感が高まるような交通管制システムを作りたい」と気合を入れる。
 

スーダン初の日本企業が無医村地域に医療を届ける

移動型診療車のDr.カー。日本国内では東日本大震災のときに活動した実績をもつ

スーダン/アクシオヘリックス

 スーダンの農村部では、医者や病院の不足が問題となっている。沖縄のシステム開発会社アクシオヘリックスは、遠隔診療システムを搭載する移動型診療車「Dr.カー」を独自に開発。ODAの中小企業海外展開支援を活用して、プライマリーヘルスケアの改善を目指し、無医村地域に医療を提供する事業を行っている。その活動をきっかけに、2013年に現地法人を設立。事業の本格展開を目指す。

 Dr.カーの車内には小型の超音波診断装置、携帯型心電計などの医療設備が備わる。また、遠隔診療システムを使い、大病院の医師の診断を仰ぐことも可能だ。

「このプロジェクトには、スーダンで医療支援などを行う日本のNGOがサポートしています。現地を良く知る団体と協力することで、人々のニーズを詳細に把握することができます」(大野)

 


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