今度は平沼新党「目玉」候補は
田母神元航空幕僚長

「7月の参院選で民主党が過半数を取れば日本は沈没する。そうさせないためにも第三極の流れを作るしかない。政界再編を起こす時期が来た」

 かねて新党結成の意欲を示していた平沼赳夫元経産相が、親しい自民党ベテラン議員に覚悟を語った。この4月中に、いよいよ行動を起こすようだ。

 平沼氏は'05年、郵政民営化に反対して自民党を離党。多くの反対派議員が誓約書を差し出して復党する中、無所属を貫いてきた。

 またその傍ら、刺客を送り込まれて落選したシンパ議員を支援し続け、城内実、小泉龍司両氏を昨年総選挙で、復活当選させた。その意志と信念はなかなかお見事。

 では、そんな平沼氏の新党とはいかなるものか。ベテラン議員が続ける。

「参院選には比例と選挙区合わせて10人前後を当選させると言っていた。目玉候補は、あの田母神(俊雄元自衛隊航空幕僚長)さん。比例での出馬で合意したそうだ」

 田母神氏と言えば、政府見解と異なる論文を発表して更迭された御仁。「日本も核武装せよ」といった超タカ派主張が一部で熱狂的な人気を誇っている。だが、この人選こそが平沼新党の広がりの芽を摘んでいると、別の自民党議員は苦笑する。