新事業に踏み出すとき
『現代ビジネスブレイブ リーダーシップマガジン』---リチャード・ブランソン「世界を変える経営」より

成功は特定の性格の人にだけ与えられる特権ではない

【質問】 私の弟は以前、南アフリカのクルーガー国立公園の近くにある、ヴァージングループのウルサバリゾートで働いていました。ブランソンさんが訪れたときにも何度か料理をする機会がありました。弟に勤めを辞めてケーキ・タペストリーと呼ばれる製菓ビジネスの起業をしてみてはどうかと勧めたのは私です。

これまで弟には、事業を前に進めるための助言や支援をしてきたのですが、彼自身にはそれほど意欲があるようには見えません。才能はあるのに、確固たる事業へと育てあげる自信がない人にはどう言ってあげたら良いでしょうか?(バイラル・ホーセン)


――ブランソン: バイラルさん、弟さんにはウルサバで、素晴らしい料理を作ってもらいました。よろしくお伝えください。キッチンは料理人が技術を磨く素晴らしい場所です。彼にはパティシエとして事業を成功させる素質が確かにあると思います。

安定した仕事を辞めることは、多くの人にとって簡単なことではありません。起業家としての天性の素質がある人は、事業機会があれば飛び込んでいくものです。しかしそうではない人には、背中を押してあげることが必要かもしれません。もちろん、彼らの起業家の素質が不足しているということではありません。成功は特定の性格を持つ人にだけに与えられる特権ではないからです。

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