都会の喧騒を離れた田舎で15~32歳の若者が集い未来を考えた「グローバルシェイパーズキャンプ2014」

世界経済フォーラム(通称ダボス会議)が選出する次世代を担う若きリーダーによって形成された「Global Shapers community」。様々な分野で活躍する32歳以下のシェイパーが地域ごとにハブを作り、社会課題の解決などに取り組んでいる。現在世界中に、355のハブを拠点に、4000人以上のシェイパーたちがいる。日本には、東京、大阪、京都、福岡にハブがあり、50人以上のシェイパーたちが活動している。

NPO共育学舎の前に集まった参加メンバーとシェイパーたち

次世代と共に成長するために

その大阪ハブのプロジェクトとして、8月12日から17日までの6日間、和歌山県新宮市で開催された「グローバルシェイパーズキャンプ2014」。"次世代と共に成長する"ことをテーマに主催する「NEXT PROJECT」の第6回目にあたるこのキャンプ。今回は、コカ・コーラ社の協賛で、シェイパーたちが進路や人生選択に悩む高校生・大学生世代と関わることで、彼らが一歩前へ踏み出す後押しをすることを目的に企画された。

今回のキャンプには、大阪を中心に、徳島や北海道など全国から、高校生・大学生を中心とした15歳~23歳までの19人が集まり、東京や大阪、世界を舞台に、政治や社会課題、経営、メディアなど様々な分野で活動するシェイパー計11名と6日間を共にした。

宿泊先となったのは、東京から7時間程かかる和歌山県新宮市熊野町にある廃校「NPO共育学舎」。都会の喧騒から離れた山奥の大自然溢れる場所で、自分のことを誰も知らない同世代の人たちと、自給自足に近い生活をする。参加者にとってそんな非日常な環境の中、このキャンプは「学び」「発見」「起業」「メンタリング」という4つのプログラムで構成された。

まず、ちょっと先を行く先輩であるシェイパーたちが、高校時代から今に至るまで、そして未来にどんなことを考えているかを知り、さまざまな選択肢を「学ぶ」。次に、モチベーションカーブを用いた「自己分析」や「キャリアプランニング」を行い、自分に対する新たな「発見」をする。そして、今回のメインプログラムとなるのが、集落の盆踊りにチームで屋台を出店するという簡単な「起業」体験だ。損益分岐点を考慮した価格設定や付加価値を付ける営業方法なども学ぶ。さらに、キャンプ後には、参加者が実現したいことに近いことをしているシェイパーたちが「メンタリング」をして、実際のアクションをサポートしていく。