毛見純子 maojian works社長
「女性が笑顔でやりたい仕事ができるように」

maojian works株式会社
代表取締役社長・毛見純子(けみ・じゅんこ)さん

1976年大阪府生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、ベネッセコーポレーションに入社し営業職として活躍。その後プライスウォーターハウスクーパースにて組織人事コンサルティング、ボストンコンサルティンググループにて経営戦略コンサルティングに従事。2007年12月にmaojian works株式会社を設立、代表取締役に就任。セールスおよびマーケティングのコンサルティングを手がける。2011年5月に自社事業として日本製ジャージーワンピースブランドkay meを立ち上げる。
kay meウェブサイト:http://www.kayme.jp/
Facebookページ:https://www.facebook.com/kayme.jp

これから楽しみな素敵な女性起業家の方に経営コンサルタント・多摩大学客員教授の本荘が話をうかがう本連載の第二十回は、ビジネスで活躍する女性のための着心地がよく華やかで手間がかからないジャージーワンピースブランドkay meなどを展開するmaojian works株式会社の毛見純子社長の登場です。

ビジネスで活躍する女性のための服

kay me(ケイミー)は、働く女性のための「洗える・伸びる・シワにならない」日本製のジャージー(伸縮性のある布)ワンピースブランドです。kay me のお洋服は、働く女性にとって、手入れがラクで、身体がラクで、着ているだけでハッピーになれることに価値を置いています。その原点は、自分自身が働いていて痛感した問題を解決したいという想いにあります。

経営コンサルタントとして働いていたとき、仕事は明け方まで続き、家で90分ほど寝てすぐに出社する日々を送っていました。ただでさえ身体がつらいのに、着て行けるようなスーツはかっちりしていて疲れるものばかり。出張で新幹線に乗るときは、肩が凝るためジャケットからカーディガンに着替えていました。

もっと身体がラクでいられる服はないかと探して行き着いたのが、ジャージーワンピースでした。動きやすいし、ジャケットを羽織ればきちんと見えて、おしゃれで、相手にも失礼がない。でも、海外ブランドのものしか見当たらず、8-10万円と高額でした。それに、デザインがセクシーだったりと日本人には合わず、ビジネスで使いにくいものが多かったのです。

そういった自分自身の問題意識から、kay meは、働く女性が笑って自己実現できるように、華やかなのに身体がラクで、さらにシワにならず自宅で洗える服を提供しています。時間がない、ビジネスで活躍する女性のためのブランドです。

第十七回のシンシア・シェイムズさんのAbbyPostは標準サイズに合わない女性に対応しているが、kay meはキャリア女性向けだ。歴史のあるアパレル産業だが、まだ満たされていないニーズが色々ところがっている。

ユーザーの8割以上がリピーターに

お客様は、30代から50代前半、特に40代前半の方が多いです。リピート率は8割を超え、一度着たらファンになっていただくお客様がほとんどです。

テレビのアナウンサーの方にも着ていただき、「コンセプトに共感するので、頑張って下さい」といったお手紙をいただくこともあります。長時間労働でありながらも、人前に立ち、華やかに自分を表現するお仕事は、kay meがイメージしている働く女性像とも重なります。

あるアナウンサーのお母様が百貨店でkay meを買ってくださったことが最初のきっかけでした。kay meを着たアナウンサーを見たスタイリストさんが「あれどこの?」と問い合わせてくださったり、番組のエンドロールに掲載されたブランド名を見てご連絡をいただいたりしました。一人のスタイリストさんが複数のタレントさんを担当していることもあり、そうした連鎖で広がっていきました。