広告を見なくなった若者たちに届ける、企業色を排除した新しい広告の形

広告を見なくなった現代の若者たち

Google的な"自分から情報を取りに行く主体的な行為"を必要とするインターネットの時代を経て、2009年頃からスマートフォンとソーシャルメディアによる受動的な視聴体験が始まった。そして今私たちは、2012年頃から始まったネットの受動視聴の大衆化(テレビ化)という、本格的な動画の時代の渦中にいるのではないだろうか?

Googleが本来得意な「効率よく役立つこと」ではなく、本来は苦手とする「意味もなく楽しいことや面白いこと、びっくりすること」がキュレーションメディアを通してYoutubeにトラフィックを集めるようになった。それにより、ネット上のマーケティングも楽しくなるし、テレビ的な娯楽がネット上で実現する時代となった。

みなさんもお気づきのように、ネットの登場は広告のあり方を大きく変えている。絶大な影響力と権力をもつテレビCMの価値は下がりつつあり、ネットで話題を呼ぶ「バイラルムービー」という新しい動画広告手法が注目されている。

もちろん今もなお、テレビCMは一定の大きな影響力をもっているし、実際、大手の企業は多大なお金を払い広告を打ち続けている。しかし私たちは、テレビに映るCMを本当にみているだろうか? 本当に影響はあるのだろうか? と問えば、純粋に頷くことはできないだろう。

それよりも"いつでもどこでも"のスマホ+SNS→バイラルムービーという導線で「笑う」「びっくりする」「泣ける」といった"共感"を呼ぶ構造で作られた動画の方をつい見てしまうし、シェアしたくなる。

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