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次男の逮捕から1年 みのもんた「謹慎中に考えたこと、すべてお話しします」
スクープ・インタビュー120分! 

●天国から地獄へ●なぜ、私はあれほど叩かれたのか
●自分は何を間違えたのか●攻めるばかりだった自分が攻められる側になって
●去って行く人、変わらない人……誰が本当の友かよく分かった
●秋の新番組は、オファーがまだありません

テレビでその顔を見ない日はなかった。その男が、ワイドショーから姿を消して早1年。一体みのもんたはどんな気持ちで、何をしていたのか。ため込み続けた思いを、すべて明かす。

次男をまだ許してはいない

この2年は天国と地獄を往き来したような気がしました。一昨年5月、最愛の女房(靖子さん・享年66)がガンで逝ってしまい、昨年9月には次男(当時31歳)が逮捕された。それまでは仕事を含めて何事も順調で、楽しいことばかりでしたからね。

次男が他人のカードを盗んで捕まったと聞いたときには驚きましたよ。寝耳に水とは、まさにこのこと。警視庁愛宕署に拘置された彼の言い分はこうでした。

勤務先の日本テレビに近い新橋で飲んでいたら、酔っ払って財布を落としてしまい、深夜の1時過ぎまで必死になって探していた。すると、目の前にカードが落ちている。てっきり自分のモノだと思い込み、近くのコンビニであわてて残高を照会した。でも、暗証番号が違っていて、カードが返却された、と。

その後、彼が逮捕され、大騒動になったのはご存じのとおりです。次男は不起訴処分になりましたが、それでも彼を許したわけではありません。カードが自分のものでないと分かったのなら、その時点ですぐ交番に届けるべきでしょう。そうすれば何事もなかったはず。「どうして届けなかったんだ」と叱りましたよ。

最終的に不起訴となろうが、時すでに遅しです。「みのもんたの息子、逮捕」と大々的に報じられてしまったし、彼が逮捕された事実は残る。

当時、次男の奥さんは二人目の子供が生まれる直前の臨月で、入院していました。もしも、女房が生きていたら、「奥さんが家に居ないからって、飲み歩いてはダメよ」と注意していたのかもしれませんが、僕にそんな配慮はなかった。正直甘かったなと思っています。

日テレの処分は諭旨解雇でしたが、実は処分が下る前に僕が辞めるように促し、辞表を出させていました。そのほうが本人のためです。あれほど迷惑をかけたのですから。本人も会社に残るつもりはなかったようです。

退職から1年が過ぎたこともあり、来月からは和歌山県岩出市内にあるニッコクの工場へ修業に出します。僕が親父から継いだ水道メーターの製造と修理の会社です。奥さんと子供二人は都内に残し、平日は和歌山へ。安いビジネスホテルに住み込む形で、いわば単身赴任です。