グローバルスタンダードを根拠に
日経新聞を批判するFT&ブルームバーグの横暴

FTの本社。昨年125周年を迎えたのだが・・・                                       photo Getty Images

日経新聞の「スクープ」を英米メディアがやり玉に

英米を代表する経済メディア、フィナンシャル・タイムズ(FT)とブルームバーグが8月初め、今年4~6月期の企業業績に関するスクープを連発した日本経済新聞をやり玉に挙げる記事を相次いで掲載した。

両メディアに共通しているのは、日経だけが公式発表前に精度の高い予測記事を連発できたのは、日本の市場が国際慣行に反して閉鎖的なためであり、そうした状況を黙認し続ける政府当局に対して批判が高まっているという趣旨である。

しかし、企業業績に限らず、あらゆる分野でマスメディアが特ダネを追うのは、ごく当たり前のことだ。おカネを払ってくれる自社媒体の読者に対し、他のどこよりも早く最新ニュースを届けたいという本来的な矜持の発露と言ってよい。

「グローバルスタンダード」の美名のもとに、読者サービスの低下を迫る外国メディアの主張には、かつて同じような理屈を根拠に収益至上主義を日本の経済社会に押し付けようとしたグローバル金融資本と同種の悪意を感じずにはいられない。

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