賢者の知恵
2014年10月20日(月) 佐藤慶一

写真とコミュニティの力で日本の魅力を再発見---「COOL JAPAN on Google+」プロジェクト担当者に聞く

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COOL JAPAN on Google+」トップページ

グーグル株式会社が3月に公開した「COOL JAPAN on Google+」という特集ページがある。独自の視点で魅力的だと感じる"日本のカッコイイ"コンテンツを、誰もが世界に発信できるプロジェクトだ。ハッシュタグ「#cooljapan」を付けてGoogle+に投稿することで、日本の魅力的な写真コンテンツを集め、世界中の人に発信できる。

このプロジェクトは、経済産業省クリエイティブ産業課が手がける「100 Tokyo」とも連動。100 Tokyoは、日本ならではのユニークなヒト・モノ・コトを日英の2ヵ国語で発信するメディアだ。COOL JAPAN on Google+ページ上で、ハッシュタグ「#100Tokyo」が付けられたなかの特に素晴らしいコンテンツについては、100 Tokyoのサイトでも紹介される。

今回、グーグル社のプロダクトマーケティングマネージャーで、「COOL JAPAN on Google+」の担当者である山本裕介氏に話を聞いた。7月に開催された「COOL JAPAN on Google+ セミナー」の模様と合わせてお伝えする。

「言語を問わない写真の力」がGoogle+の強み

COOL JAPAN on Google+は、日本のクールなものや美しいものに関する写真を整理して発信するプラットフォームだが、山本氏は以前からGoogle+のマーケティングを担当しているなかで、気づいたことがあったという。たとえば、ユーザーのTakahiro Yamamoto氏。趣味で写真をアップしているうちに、フォロワーが257万人、閲覧数は1.2億回ほどとなっており、海外のユーザーからの人気も高いという状況だ。

また、National Geographicがユーザーの写真を取り上げアマチュアだったカメラマンがプロになる事例スカイツリーを撮り続けていたユーザーが墨田区の写真展を開催する事例などが続々と生まれた。

「このような事例が散見されるようになり、Google+というプロダクトの強みとして、言語を問わない写真の力を実感しました。そんななか、経済産業省に向かい、『グーグルでこういうことが起きています』と相談した際に、ちょうど100 Tokyoを立ち上げるという話を聞きました。

100 Tokyoは、キュレーションのメディアである一方、COOL JAPAN on Google+はユーザーが好きなものを投稿することで、日本の情報が外国に発信されるというもの。そういう意味では、両者の足りない領域を埋めることができるのではないかと思っていました」(山本氏)

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