櫻井秀勲 第4回 「『ツイッギーヲサガセ』とだけ書かれた謎の至急電報」

2014年08月27日(水) 島地 勝彦

撮影:立木義浩

第3回はこちらをご覧ください。

シマジ どういうわけか、出版社の創業者は地方出身者が多いんですよね。

櫻井 そうですね。講談社の野間さんは群馬だし、小学館の相賀さんは岡山、岩波書店の岩波さんは長野出身でしたね。

シマジ アメリカのタイムライフ社の創業者ヘンリー・ルースがいっています。「才能ある編集者は田舎出身だ。そういうわたしは南部生まれで中国育ちである」と。

櫻井 わたしは生粋の江戸っ子ですが・・・。

立木 シマジ、ヘンリー・ルースの言葉は撤回すべきだね。

シマジ きっとヘンリー・ルースの言葉はアメリカに限った話なんでしょう。そういえば「少年ジャンプ」を創刊した集英社の長野さんも江戸っ子でした。

セオ シマジさんのそのアドリブはどこで学んだのですか?

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櫻井 生得的なものでしょうね。教わって学べるものではないですよ。

じつはわたしは82歳でいまの会社を創業しました。そこにいるうちの岡村専務が「82歳で起業するなんていうのは世界的にも珍しいんじゃないか」と思って、わたしの知らない間にギネスに申請したんです。

しばらくしてギネスからちゃんと返事がきました。そこには「84歳で起業した人がアメリカと日本におります。だから82歳のあなたは登録出来ませんが、その功績と夢は素晴らしいものです」というようなことが書かれていました。それでわたしは年甲斐もなく燃えたんです。こうなったら85歳でまた別の会社を作ってやる、と決心しました。

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