起業家たちの原点

KAIZEN Platform Inc須藤憲司(後編)「すごい不安で毎日が正念場。ぶっちゃけ起業はおススメしません」

2014年08月27日(水)
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オンライン学習サービスschoo WEB-campusとのコラボレーションで、世の中に新しい価値を生み出そうと挑戦する「起業家たちの原点」を紐解くインタビュー企画第1段、KAIZEN Platform Inc.のCEO、須藤憲司さん【前編】はこちらからご覧ください。

⇒授業の様子はこちらからご覧いただけます。

「自分が働きたい会社を作ろう」と決めた

 須藤さんの今の事業に対する原動力ってなんなのでしょう?

須藤 やっぱり最初にあった「世の中の役に立つサービスを作りたい」という思いですね。もう一個は、「自分が働きたい会社を作ろう」と決めたことです。KAIZEN Platformは、自分が従業員として働きたい理想の会社を作ろうと思ってやってきています。「家族を大事にする」というのもそのひとつですね。

 他にKAIZEN Platform Inc.として大事にしていること、理想の働き方はありますか?

須藤 できるだけチームで仕事をしたいので、なるべく仕事とフラットに向き合うということを大事にしています。特徴としてはリモートの人も多いですね。エンジニアは特にそうなんですけど、家から働いたり、旅行先から働いたりしています。

 会社員時代の働き方とは大きく変わりました?

須藤 そうですね、例えば大企業だと「会社として大事にしなきゃいけないこと」がいっぱいあると思うんですけど、ゼロから会社を作るとしたら、何でもフレキシブルにできるじゃないですか。それと、しがらみが何にもないのもよかったです。「リモートワークいいじゃん」って言ったら大阪から働いてくれる人が来てくれたり、京都から働いてくれる人が出てきたりとかしたのはすごくよかったですね。

会社のテーマを決めて、それに沿って進んでいく

 そういうことは、創業当時から考えていらっしゃったんですか?

須藤 「どんな会社にしたいんだっけ」というのは、会社をゼロから作る時には一応考えてました。

 実際に起業するときには、まず何を考えて動き出すことが大事だと思われますか?

須藤 「どんな事業をやりたいのか?」、「どんな人を幸せにしたいのか?」というテーマが大事だと思います。「どんなサービスなのか?」や「どんな会社なのか?」ということ。そういう会社のテーマを見つけて、そのテーマに沿っておもしろくやっていける仲間を探したり、「そういうテーマなら、どういう会社になるんだろう?」と考えていくのがいいんじゃないかと思ってます。僕らは必死になってやってきているだけなんですけど、「世の中の役に立ちたい」とか「世界を改善したい」とか、「自分が働きたい会社を作る」というテーマがあったから迷わずに来れたんだと思っているので。テーマがしっかり決まっていると、後々迷わなくてすむと思います。

スタートアップに参加するというのもひとつの選択肢

 実際に、起業をしたいと思ったときにやっておいたほうがいいことってありますか?

須藤 僕が起業してからやっておいてよかったなと思ったのは、「起業する前に新規事業をリクルートでずっとやっていたこと」ですね。新規事業をやると、事業の作り方が何となく分かりますし、大体失敗するということも分かります。なので、期待値が調整できるんです。会社で新規事業をやる機会があるんだったら、絶対やった方がいいと思います。友人の会社を一回手伝ってみるというのも手ですね。別にフルタイムじゃなくてもいいので。

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