パドマ・ラオ MARKKIT 最高経営責任者
「自分の集大成として、ショッピングの革新に挑む」

パドマ・ラオ
MARKKIT創業者・CEO

1971年アリゾナで生まれる。1994年アリゾナ大学卒(経済学・化学)、ジョージア工科大学1996年化学修士、1998年コンピュータサイエンス修士。ジョージア工科大学のリサーチアシスタントを経て、アルカテル・ルーセントとカリックス・ネットワーク(シリコンバレーのスタートアップ)で通信系組込みソフトのエンジニア。GAPやNetflixなどのマーケティングを経て、2009年からゲーム会社Zyngaのマーケティング・ヘッドに。2011年にZyngaを離れ、2013年にソーシャルメディアで活躍のファッション・リーダーが商品を提案するMARKKIT を創業。シリコンバレー・ビジネスジャーナル2013年「Women of Influence」(女性トップリーダー100人)に選ばれる。
MARKKIT https://markkit.com/
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本連載では日本に限らず世界で活躍する女性起業家を紹介していますが、夏休みスペシャルとして、今月は二回に渡り米国で活躍するインド系の女性を取り上げます。その二人目は、急成長したベンチャー企業Zyngaのマーケティングのトップを経て、現在ソーシャルメディア時代のショッピングを追求するMARKKITの創業者・CEO(最高経営責任者)であるパドマ・ラオ(Padma Rao)さんです。

ソーシャルメディア時代のショッピングを提案

MARKKITを2013年8月に創業し、11月に一般公開して、先週App Storeにアプリを出しました。MARKKITは、maven(目利き、ファッションリーダー)が、選んだ衣類とアクセサリーを提供しています。

これからのショッパーが求めるものは?という問題意識を持っています。テレビ・ショッピング大手QVCはエンタテインメントをショッピングに持ち込みました。私はユーチューブやインスタグラムなどソーシャルメディアとショッピングを組み合わせます。50万人のチャンネル登録者がいるユーチューバーがいるいまは、タレント・エージェンシーは不要です。そういうリーダーたちが選んだ商品をショッパーに提供します。

MARKKITはまずファッション分野の商品から始めましたが、ファッションに限らず展開していきたいと考えています。MARKKITは私がやってきたことの集大成であり、情熱を注いでいます。

mavenとは何か、具体例を紹介しよう。
HEYCLAIREユーチューブ・チャンネル 登録者51万以上。
FASHIONISTA804ユーチューブ・チャンネル 登録者47万以上。
BRITTANY BALYNユーチューブ・チャンネル 登録者27万以上。
こうしたmavenたちは、ユーチューブ世代の若い女性に支持されている。なお、ユーチューバ―の存在感は多くの読者の想像を超えたレベルに達している(参考記事「
米国の若者に人気なのはYouTuber。ハリウッドスターはクールじゃない」)。MARKKITは、mavenたちがキュレーターとして商品を提案するメディアの性格を持つ。

MARKKITトップページより
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