「英語は実技科目であり、4技能の習得が重要」---「旺文社TOEFL(R)コース」を発表したベストティーチャー代表・宮地俊充氏に聞く
株式会社ベストティーチャー代表取締役社長・宮地俊充氏

8月21日(木)、ライティングとスピーキングを学習できるオンライン英会話サービス「ベストティーチャー」を運営する株式会社ベストティーチャーが、教育出版社の株式会社旺文社からライセンス許諾を受けて、新コース「旺文社TOEFL(R)コース」の提供を発表した。

旺文社が出版するTOEFL(R)対策書シリーズの『TOEFL(R)テストスピーキング問題110 改訂版』『TOEFL(R)テストライティング問題100 改訂版』に掲載されている問題をもとに、ベストティーチャー上で「Writingレッスン」と「Skypeレッスン」を24時間受講できる。参考書の内容をインターネット上でネイティブ講師といっしょに学べるというものだ。

海外留学などに必要なTOEFLやIELTSといった、「読む」「聞く」「話す」「書く」の4技能の実力を測る試験の必要性や重要性が高まるなか、英語学習のあり方や今回の提携について、株式会社ベストティーチャー代表取締役社長・宮地俊充氏に話を聞いた。

英語学習はアウトプットの力が重要

今回のトピックに通じる話題として、文部科学省が8月20日に公開した「英語教育の在り方に関する有識者会議」における審議の文書がある。ここでは、大学入試における外部試験の活用などがまとめられており、2技能(「読む」「聞く」)から4技能へという大きな動きが見られる。

ベストティーチャーは、2012年5月にリリースした、ライティングとスピーキングを学習できるオンライン英会話サービス。オンライン英会話というと「質よりも量」という発想のサービスが多く存在する一方で、ベストティーチャーは話す量よりも、自分が話したいことを押さえることを重要視する。自分の英語を書き、添削され、話す、という流れで「自分の英語」を取得していくことを目指す。

「英語学習は結局のところ、アウトプットの力が重要だと思っています」と宮地氏は言う。日本では集合授業で英語を学んできたが、それがアウトプットの練習につながる機会は限られる。

「英語は実技科目であり、自分が話したいことを書き、話す訓練をすることが不可欠です。集団授業では、単語や文法、長文読解を身につけることができたとしても、会話や伝達力が身につくことは難しいと思います。今後、TOEFLが大学受験に導入されたら、小学校から4技能に力を入れた学習体制をとることになるでしょう」(宮地氏)