[BCリーグ]
富山・吉岡雄二監督「気持ちだけでは勝てないシーズン終盤」

 後期も折り返し地点に入り、いよいよ優勝争いも佳境に入ってきます。12日現在、富山サンダーバーズは17試合を終えて8勝8敗1分け、勝率5割。チーム状態は、良くも悪くもあるといったところです。波に乗り切れてはいませんが、それでも前期のように自滅したり、一方的な試合内容で落とすということはほとんどありません。特に7回以降の終盤には、違いを感じています。前期はたとえ1、2点差でリードしていても、最後に逆転されることが少なくありませんでした。それが今ではきっちりと守り切れています。その点では、前期と比較して確実にチームは成長しています。

 また、攻撃面では「もう1点が欲しい」というところでの1本が出ることが増え、それによって終盤に追いついたり逆転したりする試合も出てきました。さらに、2死からでもチャンスをつくることも増えています。それだけ試合の状況を考えられるようになってきたということでしょう。とはいえ、一気にたたみかけるというところまではいかず、残塁が多いのも事実です。

 選手たちに伝えているのは、これからはいかに頭を使って体を動かすかだということです。後期の後半は、前期のように気持ちや元気だけではカバーすることができない部分がたくさん出てきます。なぜなら、何度も対戦していますので、相手も分析して、ある程度知られている中で勝たなければいけないからです。逆に気持ちだけでいこうとすれば、相手にそれを読まれ、分が悪くなることも十分に考えられます。