学校・教育 シンガポール
これからは、幼児教育が人生の分かれ目になる! ~シンガポールの幼児教育の魅力
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幼児教育は最重要で最効率な投資

私がシンガポールへ引っ越した大きな理由の一つが「子供の教育」である。子供といってもうちの場合、2歳の娘である。経済評論家の池田信夫氏も自身のブログで書いているが、幼児を弱者のように扱う日本では軽視されている幼児教育こそ、最新の脳科学や幼児心理学が証明している通り、その後の人生を最も左右する要素ではないかと思うのだ。

幼児期は人の一生の中でも最高の学習者になれる時期であり、特に言語学習には最適である。東大EMP受講中にお世話になった脳言語学の第一人者、酒井邦嘉教授も「幼児期は多言語を習得させることには、最適だ」と言っていた。一時は混乱するかもしれないが、根気強くやれば語学を見事に習得できる。酒井教授によれば「5つか6つの言葉を教えるのが理想である」だということだ。

シンガポールの幼児教育はとても魅力的だ。1歳を過ぎた頃から、英語と中国語によるさまざまなプログラムが用意されている。加えて、シンガポールは人種に多様性がある。自我が確立してからだと他者との差に敏感になってくるが、幼児期であれば、人種の壁も乗り越えやすい。

先日、2歳の娘が今月から通う学校(プレスクール)の最初のオリエンテーションへ行ってきた。娘のクラスは16人とこじんまりしているが、なんとその中には12の国籍が混在している。シンガポール人はたった1人だけ。クラスに3人の先生が付き、2人は英語、1人は中国語で対応してくれる。校長先生いわく、2つの異なる言語で対応しても、子供は意外と混乱しないという。

日常的には、英語と中国語に加え、日本語とシングリッシュ(シンガポールなまりの英語)という4ヵ国語にさらされる環境にある。

独立心と探究心を育てるために、先生が上から目線で教えるというより、幼児が自分で考え、答えを探していけるような忍耐力のある対応をするという。入学までに数回のオリエンテーションがあり、最初の一週間は親も見学できるので、興味深い点があればまたこのコラムで紹介したい。

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