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[アイランドリーグ]
高知・弘田澄男監督「変化球打ちの効果的な練習法」

2014年08月07日(木) スポーツコミュニケーションズ

最下位の原因は大量失点

 後期も現状は2勝10敗3分と大きく負け越し、最下位に沈んでいます。前期よりも内容のあるゲームをファンの皆さんにはお見せしたかったのですが、打てず守れずの状態が続いています。15試合中5失点以上しているのが8試合。これではなかなか試合になりません。

 大量失点するのは、つまらない四球が多すぎるから。ストライクが入らなければ、キャッチャーもリードのしようがないでしょう。抑えだったレイモンド・ビラセニョールと先発のダニロ・デヘススを配置転換したり、手を替え、品を替えて試しているものの、どのピッチャーも投げてみないと計算ができません。

 せめて、軸になるピッチャーをつくりたい。そう考えて、後期は新人の平良成を先発で起用しています。しかし、前回登板の徳島戦(7月30日)ではせっかく初回に3点の援護をもらいながら、3回、2死から味方のエラーで出塁を許したところから気落ちしたのか一気に崩れてしまいます。四球を挟んで5本のヒットを集中され、6失点。これも経験とはいえ、平良にとっては、せっかくのチャンスです。何が何でもモノにして抑えてやろうとする姿勢が見られなかったのは残念でした。

 8月に入り、球団は新外国人右腕のピート・パリーセを獲得しました。150キロ近い速球を武器にカージナルスの傘下や、米独立リーグでプレーし、実力は3Aクラスとか。ブルペンでのピッチング練習を見たところ、確かにいいボールを放ります。本人も投げたがっているので、早速、先発でテストすることになりました。実戦でどのくらいのピッチングを見せてくれるか注目したいと思います。

 野手に関しては昨年より練習生として指導してきた安田開、平野尚也、千葉雄太らを選手登録し、積極的に使うようにしています。1年間、基本練習を頑張ってきた成果が試合でも少しずつ出てきました。

 もちろん、さらに上を目指すには課題はたくさんあります。これは彼らに限りませんが、上達するには日頃から、もっと頭を使って練習に取り組む必要があるでしょう。

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