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2014年08月10日(日)

セゾン投信代表・中野晴啓【第1回】「お金に対する想像力に欠けた人々」

『預金バカ 賢い人は銀行預金をやめている』序章より

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中野晴啓『預金バカ 賢い人は銀行預金をやめている』(講談社)序章より

7万人のお客様は「知っている」

著者の中野晴啓氏(セゾン投信株式会社 代表取締役社長)

セゾン投信という投資信託会社を立ち上げて、かれこれ8年が過ぎました。

「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」と「セゾン資産形成の達人ファンド」という2本のファンドの運用を行い、現在では、両ファンドを合わせた純資産残高は880億円を超えるまでになっています(2014年6月末現在)。

正直、純資産残高の規模からすれば、「まだまだ小さな会社」と言わざるをえません。たとえば、業界最大手である野村アセットマネジメントの純資産残高なら、20兆円にも達します。

それでも、私たちの会社が他の投資信託会社に比べて負けない点がひとつあります。

それは、セゾン投信でファンドを購入してくださっている投資家の数です。セゾン投信の口座=お客様の数は、6万9636口座(同前)にもなりました。日本には80社あまりの投資信託会社がありますが、7万人近いお客様に支持していただいている投資信託会社は、ほんの一握りです。

投資信託という金融商品は、これまで証券会社や銀行といった金融機関を通じて販売されていました。そのためおそらく、本書を手に取った方の中には、「金融機関の窓口で購入するもの」と思っている人もまだまだ多いかもしれません。

しかし、セゾン投信の投資信託は、証券会社や銀行の窓口では販売していません。お客様に直接に販売する「直接販売(直販)」という方法を取っています。したがって営業担当者が、「セゾン投信のファンドを買いませんか?」などと営業に訪れることはまったくありません。セゾン投信のホームページなどウェブサイト以外ほとんど宣伝もしていません。

それでも7万人近い個人のお客様から、880億円超の資産をお預かりするまでになりました。なぜか。

大前提として、多くの人たちが、自分の老後に漠とした不安を抱きながら、従来の世の中の仕組み、国の制度ではその不安を解消できずにいました。そこで、「なにかアクションを起こさなければ」という想いがあった、ということがまず大きいと思っています。

そんな中、証券会社や銀行とは違って、低コストで毎月コツコツ積み立てながら国際分散投資でリスクを軽減させて、みずからの資産をゆっくり長く殖やしましょう、というセゾン投信の姿勢に共感をしていただいたのではないか、と思うのです。  

預金バカ 賢い人は銀行預金をやめている
著者= 中野晴啓
講談社/907円(税込み)


◎内容紹介◎
6万口座超、預かり資産800億円超、独立系最大の投信会社として注目が集まるセゾン投信。何もしないで毎月積み立てるだけで、驚異の利益を実現しています。担当編集が毎月5000円の積み立てを実践したところ、この3年半で約30万円(累計投資額約21万円+利益約9万円)に。
同社の社長である著者は、「銀行預金をするのはバカげた行為だ」と断言します。銀行は地域経済にも寄与することなく、ただ資金をため込み、国債等に投資して国の借金を増やすばかり。本当にお金を生かしたい、増やしたいのなら、成長力ある投資対象に出資し、成長を実現し、その成長からのペイを受け取る、つまり、お金を循環させることをみんながやるべき、と説きます。その考え方を形にしたものの一つがセゾン投信です。全世界の株式・債権に投資し、世界の成長を自分のものにすることができます。
銀行預金の利率がほぼゼロの中、ギャンブルや投機ではなく、文字通り「投資」することで、高い収益性を上げることができる対象は、他にもいくらでもあります。老後資金や年金不安、収入減少……不安の世の中で自営しつつ、みんなで成長する、そんな新しい生き方を実現する方法を教えます。

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