メール一本で、みんなにさようなら そのための準備と注意を教えます【第4回】最後の気がかりはこれ 死んだ後に、あなたのパソコンの記録をどう消すか

週刊現代 プロフィール

手持ちのパソコンのなかだけにある情報ならば、以上のような方法でどうにか消すことはできる。だが、さらにやっかいなのは、データそのものはインターネット上に存在する、ブログやフェイスブックなどのSNSだ。発信者の死後もいつまでも残りつづけるゾンビのようなSNSのページが、現在急速に増えている。

「生きているうちにSNSを全部やめてしまうというのは、自分で他者との交流手段を狭めてしまうことなので、おすすめしません。最低限、使っているサービスのIDなどをリストアップして家族に残すとよいでしょう。『自分が死んだらツイッタ—にログインして、何月何日に永眠しましたと書き込んでほしい』などと頼んでおくとなおよいと思います」(古田氏)

メールでの最期の挨拶など、ひと昔前には誰も思いつきもしなかったような新しい逝き方の世界を切り開く、パソコンやインターネットの世界。注意点には気をつけながらも、すっきり心置きなく旅立つために、その能力を活用してみてはいかがだろうか。

「週刊現代」2014年8月9日号より