堀義人「100の行動」

【環境 その3】 核のゴミを最大限再活用し、地球環境に優しいエネルギー政策を!

2014年08月02日(土) 堀 義人
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オルキルオト原子力発電所〔PHOTO〕gettyimages

フィンランドのオルキルオトをご存知だろうか? 世界で最初に高レベル放射性廃棄物の最終処分場の建設が決まり、現在、その建設が進んでいる土地だ。深さ420mの処分地点は、厚い岩盤に覆われ、20億年前からほとんど変化していないという。

フィンランドでは、1983年から候補地の調査が進められ、当初は反対運動もあったが、税収や雇用増の見通しなどによって2003年に建設許可が下り、2020年の操業開始に向けて建設が進められている。

一方、日本では、最終処分場候補地選定の目途は立っていない。避けては通れないこのやっかいなゴミ問題にこれまで政府は正面から向き合おうとしてこなかったからだ。

言っておくが、いかなるエネルギー政策をとるにしても、原子炉が現在、国内に50基(福島第一原発を除く数)存在していることに変わりはない。このため、稼働しているか否かを問わず、「放射性廃棄物の処分」「廃炉」の問題からは逃れることができない。従って、原発の賛否を問わずに、前向きにそれらを解決し、「原子力・エネルギーの安全なマネジメント」「環境に優しいエネルギーミックス」を考える必要がある。

我々はこれらの現実を直視した上で、地球環境を守るためにどうすべきかを考え、現実的な行動を選択する必要がある。

次ページ 冒頭で述べたように、国内に50…
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