舛添レポート

【舛添都知事日記】首都同士の交流・協力で日韓関係改善へ! 18年ぶりのソウル市公式訪問を終えて

2014年07月29日(火) 舛添 要一
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朴元淳・ソウル特別市市長〔PHOTO〕gettyimages

新たな交流への第一歩

7月23日から25日まで、ソウル特別市の朴元淳(パク・ウォンスン)市長の招待で、韓国を訪問した。姉妹友好都市でありながら、18年もの間、都知事の公式訪問がなかったこと自体が、異常であったと言えよう。4月に公式訪問した北京市の場合も、同じく18年ぶりであった。近隣の友好都市と定期的な交流を行うことは、当然の義務である。

23日、ソウルに到着すると、すぐに同市庁舎前の合同焼香所に行き、セウォル号沈没の犠牲者を悼んで焼香し、献花した。東京都民を代表して、心からの哀悼の意を表明した。その後、市庁舎で、朴市長と会談した。執務室には、自然が好きな市長らしく植物の苗床のようなものがあり、また書類も雑然と並べられていて、植物学者の研究室のような趣であった。

東京都とソウル市が、これから様々な分野で協力していくことで意見が一致し、「東京都とソウル特別市の交流・協力に関わる合意書」に調印した。具体的には、(1)都市の安全・安心対策、(2)環境対策、(3)福祉保健対策、(4)オリンピック・パラリンピック、スポーツ交流、(5)産業・観光交流、(6)文化交流の6項目をあげた。そして、この目的を達するために、定期的に相互訪問・協議と職員の相互交流もおこなうことにした。

これによって、18年間の異常な関係が終わり、2つの首都の間で、新たな交流への第一歩を踏み出した。調印式の後、伝統的な様式の三清閣というレストランで、歓迎の晩餐会が開かれた。自然に囲まれた静かな佇まいの建物で、韓国料理をいただき、楽しい時を過ごすことができた。来年には、ソウル市長の東京訪問を実現させたいと思っている。

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