国際・外交
「8月28日前後に安倍首相サプライズ訪朝」
その成否のカギとは

昨年9月、国連で演説するモンゴルのエルベグドルジ大統領。国連からの帰国時に日本に立ち寄り安倍首相の私邸を訪れている。北朝鮮から信頼されており、拉致問題解決のカギを握る人物だ  photo Getty Images

8月下旬の安倍首相の日程は空白

前回の原稿で安倍晋三首相が8月28日前後にピョンヤンに飛んで北朝鮮による日本人拉致被害者(うち政府認定被害者を含め)を連れて帰国する「サプライズ」の可能性に言及した。そして、先週末から今週初めにかけて全国紙社会部記者からの問い合わせに忙殺された。

エクスキューズではない。だが最初にお断りしておくが、飽くまでも筆者が得ている情報に基づいて可能性について言及したのである。なぜ「8月28日前後」なのか。

ネタを明かせば、某財界有力者が首相官邸に対して28日開催の会合への首相出席を要請したところ、「総理はその頃、日本におられません」と回答されたという情報を、今月中旬に信頼できる人物から耳打ちされたからだ。

6月下旬頃までは、安倍首相が8月下旬にバングラデシュとスリランカを訪問する予定になっていた。が、今月初め急きょこの外遊日程の先送りが決まり、9月6日~8日の訪問となった。こうしたことからも、安倍首相周辺が8月下旬の首相日程を空白にしておくことを優先したと想像できる。

もちろん、それは焦点の内閣改造・自民党執行部人事とも関連してくる。現時点では、9月の第1週に行われる可能性が高く、お盆休み明けから8月下旬にかけて安倍首相がじっくり人事構想できるように日程を入れないとの解釈も成り立つ。