北京のランダム・ウォーカー

「上海福喜食品」事件の本質は習近平政権によるアメリカ叩き! 次に「危ない」のは中国の日系企業か!?

2014年07月28日(月) 近藤 大介
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上海福喜食品は米国の世界最大食肉加工グループが江沢民全盛期に上海に作った会社 photo Getty Images

中国の大手食肉加工会社である上海福喜食品が、使用期限切れの食肉を使っていた問題が、日本でも波紋を広げている。同社から食肉を仕入れていた日本マクドナルドとファミリーマートでは、チキンナゲットやガーリックナゲットなど鶏肉加工食品が販売停止に追い込まれ、連日大騒ぎである。

この問題に関して、日本のメディアは主に、「どうしたら食の安全が確保できるか」という観点から報道している。私も堤未果さんがパーソナリティを務めるFMラジオのJ-WAVEから電話をもらい、この観点からコメントを求められた。

それはそれで大事な問題ではあるのだが、今回の事件の本質は、明らかに習近平政権によるアメリカ叩きである。

問題を一つひとつ整理していこう。まず、日本人にはなかなか理解できないかもしれないが、中国では今回のようなことが日常茶飯事的に行われている。「どこでもやっていそうなことがたまたま発覚した」という感覚なのである。

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