DIY精神溢れるポートランドのメイカーズ・スペース「ADX」
米オレゴン州ポートランドのメイカーズ・スペース「ADX」

ユニークな共同型メーカーズ・スペース

米ニューヨークの「New Lab」やフィラデルフィアの「NextFab」のように、3Dプリンターやレーザーカッターなどの最新機器を備えた、ものづくりのための共有スペース、すなわち"メイカーズ・スペース"が、米国を中心に広がってきましたが、「欲しいものがなければ、自分でつくろう」というDIY(Do It Yourself)精神が深く根付く米オレゴン州ポートランド市では、この伝統と昨今のメイカーズ・ブームが融合し、ユニークなメイカーズ・スペースが生まれています。

ADX」は、2011年6月、Kelly Royさんらによって創設された共同型メーカーズ・スペース。ポートランド近郊の"メイカーズ"400名以上が、有料メンバーとして登録しています。ここでは、工作機械やコンピューター・工具・ツールなどを共同で利用できるのみならず、定期的にワークショップも開催。メンバー間でのスキル・ナレッジの共有や、ものづくりのための学びの場としての役割も担っているのが特徴です。

MAKERS Part 1: ADX from Shwood Eyewear on Vimeo.

14000平方フィート(1302平方メートル)にわたる作業場は、おおまかに、パソコンや3DプリンターMakerBot Replicator2、レーザーカッターなどが設置された「BRIDGE(ブリッジ)」、金属加工や組立を行う「METAL SHOP(メタル・ショップ)」、木工のための「WOOD SHOP(ウッド・ショップ)」の3つのスペースにわかれており、プロジェクト単位で専用スペースを借りることもできます。

ADXの木工用作業スペース「WOOD SHOP」。作業中は、大量の木屑が空中を舞うため、専用ゴーグルを身につけて入室する
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