新世代サラリーマンの逆襲

社会のために何かをしたい若者へ「会社勤めとNPO活動という二軸で働くこともできる」横尾俊成(港区議会議員/グリーンバード代表)

2014年07月24日(木) モリジュンヤ
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横尾俊成氏

2009年に「二枚目の名刺」というNPO法人が立ち上がった。本業・本職以外に社会活動をする社会人が2枚目の名刺を持ち、自己成長を図りながら、自らのスキルや視点を本業や社会に還元していくことを目指すというNPOだ。本業とは別に社会との接点を生み出すこと、自分のスキルを社会に還元していくこと、そしてこれらの活動を通じての自己の成長。多くの視点から注目されるようになってきた。

2010年には、サービスグラントというNPO法人が「プロボノ元年」を謳い、多くの新聞・テレビ等がプロボノをテーマにした報道を行った。プロボノとは「Pro Bono Publico(公共善のために)」というラテン語に由来する言葉で、「社会的・公共的な目的のために、職業上のスキルを活かすボランティア活動」を意味する。

プロボノとは数あるボランティア活動の中でも、本業で磨いているプロフェッショナルとしてのビジネススキルを活かして、ボランティア活動に取り組むことを意味する。ビジネスパーソンはプロボノしたほうが自分のスキルアップにつながる、という情報発信も行われるようになり、本業を活かして社会に関わることのメリットが次第に注目されるようになった。

そして2011年、東北で震災が起こった。以来、自分は社会のために何ができるのか。自分のスキルを活かすことはできないのか。そうしたことを考える機運が高まってきているように思う。

社会と関わりながら仕事をすることは、自分の成長や会社のメリットにもつながる可能性がある。では社会と関わりながら仕事をするにはどのようにしていけばいいのだろうか。この疑問に答えてくれる1人として考えられるのが東京都港区の区議として活動しながら、NPO法人グリーンバードの代表を務めている横尾俊成氏だ。

横尾氏は大学在籍中からNPOやNGOでインターンやボランティア活動を経験し、大学院修了後博報堂に入社した後も本業の傍らグリーンバードの活動に携わっていた横尾氏。現在でも、港区議会議員として活動しながら、NPOの代表を務めている。

今回は、横尾氏がゲストとして登壇した若手社会人が集い、自分の働き方、会社、そして社会の未来について議論する場「新宿360°大学」の様子をお伝えする。

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