2014.07.17(Thu) 岡田 真理

ラグビー大畑大介が実践した
サプリメントに頼らない体づくり

筆者プロフィール&コラム概要

これまでアスリートの練習場やトレーニング施設を取材で度々訪問し、さまざまなサプリメントを目にしてきた。プロテイン、BCAA、クレアチン、グルタミン、マグネシウム、ビタミン類と、その種類は数えきれないほどである。独自にサプリメント会社と契約して商品提供を受けているアスリートも非常に多い。

ところが、そんな中で「サプリメントは摂取しない」というアスリートがいた。すでに引退しているが、現役時代は日本代表として活躍したトップアスリートだ。その肉体美も話題になり、「まさかあの体をサプリメントなしで?」と疑ってしまうほどだ。

体が欲するものを、欲したときに食べる

神戸製鋼時代の大畑大介。圧倒的身体能力を誇った

そのアスリートとは、ラグビー元日本代表の大畑大介である。

大畑は小学生の頃にラグビーを始め、東海大学付属仰星高校、京都産業大学のラグビー部で活躍後、ジャパンラグビートップリーグの神戸製鋼コベルコスティーラーズに所属。海外でのプレーも経験し、35歳になるまで現役を続けた。

激しいコンタクトスポーツであるにも関わらず、大畑が体づくりにおいてサプリメントを一切摂取しなかったのは何故なのだろうか。

「サプリメントを飲まなくなったのは、こだわりというよりも、最初にプロテインを飲んだときにおいしくないと思ったからなんです(笑)。

学生のときに栄養アドバイザーの方から『朝はコレ、練習後はコレ、寝る前はコレを飲んでください』と指示を受けたんですけど、僕はそういうルーティンを守れるタイプではないので、よく余らせちゃったんですよ。

飲まなくちゃいけないと思うことがだんだんストレスになってしまって、自分には向いていないのかなと思って摂取するのをやめました。でも摂取してもしなくても、そんなに違いは感じなかったんですよね」(大畑)

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(おかだ・まり) スポーツライター、NPO法人ベースボール・レジェンド・ファウンデーション代表。1978年生まれ。立教大学卒業後、カリフォルニア大学エクステンションにてマーケティングのディプロマを取得。帰国後はプロアスリートのマネージメントに従事し、後にライターに転身。現在はアスリートのインタビュー記事を執筆する傍ら、ベースボール・レジェンド・ファウンデーションを運営している。


アスリートと「食」

自らのカラダに細心の注意を払うトップアスリートたちは食生活にもプロフェッショナルである。アスリートにとってもそうでない人にとっても役に立つ、スポーツ選手たちの食に関するエピソードを、自らもプロ選手のマネジメントに携わった気鋭のライターが紹介する。