ビジネススクールでは教えてくれない、ファッションビジネスを起業する秘訣
『現代ビジネスブレイブ リーダーシップマガジン』---リチャード・ブランソン「世界を変える経営」より

「今こそ、新事業をはじめる最善のときだ」

ライク・ア・ヴァージン』税抜価格:1800円 ⇒Amazonはこちら

【質問】 私は今、16歳です。フィリピンで起業家的経営の勉強をしています。ファッションビジネスを目指しているのですが、ブランソンさんは、私と友人がいまの年齢でも起業することを勧めますか?クラスメイトと比べると、できのいい学生とは言えませんが、力を試してみたいし、そう簡単にはあきらめないつもりです。ビジネススクールですべてが学べるわけでありません。事業で学びながらおもしろさを見つけ、それを楽しみたいのです。

ブランソンさんの著書『ライク・ア・ヴァージン ビジネススクールでは教えてくれない成功哲学』を買ったのでメールしました。今、58ページ目です。

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――ブランソン: 58ページまで読んでいただいてありがとう。もちろん最後まで読み切ってくれた事かと思います。

今こそ、新事業をはじめる最善のときだ、と思います。私が最初の事業である雑誌「スチューデント」を発刊したのも、あなたと同じ16歳のころでした。その年頃には、自分の頭で考えられるくらい十分な大人であり、かつ、リスクある前途にひるまない若者でもありました。

ケイト・モス(1998年 NY/カルバン・クラインのファッションショーにて)---〔PHOTO〕gettyimages

あなたは、自分が夢中になれる対象を見つけたようですね。それであれば、すでに起業家への一歩を踏み出したようなものです。

実は、ファッション産業に対してインパクトを与える事業を興すことは難しいのです。このことを私は実際の現場で学びました。かつて私は、ヴァージンブライズやヴァージンクローシング、ヴァージンウェアといったベンチャーを興しましたが、これらはことごとく失敗に終わりました。

ただ、ストーム・モデル・マネジメントというモデル会社の新事業をヴァージンの支援で起ち上げ、幸いにも多少の成功をおさめることができました。ストームの創設者であるサラ・ドゥーカスが会社創業後、最初に契約したモデルのひとりがケイト・モスで、その後の活躍はいまさら言うまでもありませんね。

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