ネットでも世界を沸かせた2014ワールドカップ・ブラジル大会
〔PHOTO〕gettyimages

13日(日本時間14日)、サッカー・ワールドカップは延長戦の末、ドイツが世界の頂点に立った。その勝利の瞬間を多くの人が、タブレットやスマートフォンで楽しんだはずだ。勝った喜びをTwitterにつづり、負けた悔しさをFacebookにぶつけた今年のワールドカップは、過去最高のオンライン記録を打ち建てた大会でもあった。今回はワールドカップをオンライン側から分析してみよう。

序盤から白熱するネット応援戦

ソーシャル・ネットワークを舞台にした応援合戦は予選から白熱した。たとえば、7月23日の米国対ポルトガル戦。

ポルトガルの人気選手クリスチアーノ・ロナウドへの期待は大きく、同試合時間にTwitter上で飛び交ったロナウド選手への声援ツイートは150万件を超えた。米国選手で同じミッド・フィールダーのクリント・デンプシー選手へ声援は46.5万件。試合では引き分けたものの、米国は声援ではポルトガル勢に遠く及ばなかった。

一方、Facebookでは同試合時間、1,000万人を超えるユーザーがアクセスし、2,000万件以上の書き込みが飛び交った。Facebookの書き込み記録では、今年1月のスーパーボール(アメリカン・フットボール最終決勝戦)の2,490万件が過去最大と言われている。しかし、これはテレビの事前番組を含む約3時間の累積値。実際の試合時間ではスーパーボールは1,850万で、ワールドカップが大きく上回った。

米CNN放送は、ワールドカップ序盤戦からソーシャル・ネットワークが熱気に包まれていたことを次のように伝えている。

●最初の週だけでフェイスブックの書き込みは4億5,900万件。ちなみに冬季ソチ・オリンピックは1億2,000万件にとどまった。
●初戦ブラジル対クロアチア戦では1,220万件のツイートが飛び交う。これはブラジルの歴代5位に当たる高いツイート率。

Twitterの記録といえば、アカデミー賞受賞式(2,450万ツイート)やスーパーボール(1,850万ツイート)など、アメリカを中心とした数字が多い。しかし、ワールドカップはアメリカに限らず、世界各地でファンがハッシュタグ(#)やファンサイトに書き込み、試合を楽しんだ。国際イベントにおけるソーシャル・ネットワークの強さを見せつけた格好だ。

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