仕事のヒント

MBAより役に立つ!? 実践的なビジネススキルを高め、消費者行動がわかる「PTA活動」のススメ

2014年07月24日(木)
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6月某日、「マネジメント視点で、PTAをけっこうラクに楽しくする!」というテーマで、サイボウズ式勉強会が開かれた。スピーカーは、NPO法人コヂカラ・ニッポン代表で、大手商社系の上場会社の社長でもあるでもある川島高之さん、マーケティングの知見をPTAで発揮したグロービス経営大学院の准教授である川上慎市郎さん、PTAを変えるための具体的なアイデアや実例を豊富に紹介した『PTAをけっこうラクにたのしくする本』の著者で、フリー編集・ライターの大塚玲子さん。

共働きが増える今、ビジネススキルを活かした、PTAにおける問題解決手法やチーム運営について、実践者から学ぶ---。

PTAで仕事の能力を高めることができる

大塚: このたび、『PTAをけっこうラクにたのしくする本』という書籍を出版いたしました。この本はタイトルにあるとおり、PTAをもっとラクに、たのしくするための本なんですが、ここにはビジネス的にも重要なことが含まれているんです。今日はそれをメインに語っていただこうと思っています。

川島: 僕は会社の経営をしているんですが、PTAも本業の一つとして、やってきました。いわばPTAにどっぷりハマっていたんです(笑)。じつはPTAをやることにはいい点がたくさんあるんですよね。たとえば、PTAをやることによって、仕事能力がすごく高まる。本日はそんな「ビジネス観点」を得ようと思っている方も多いと思うので、PTAをやることが、どうして仕事の能力を高めることにつながるのか、そこをお伝えできればと思っています。

川上: 僕は高校時代に、たまたま親父の机の上に置いてあったドラッカーの本を読んでしまい、そのとき雷が落ちたようなショックを受けて(笑)、マネジメントを一生の仕事にすることになりました。ふだんはグロービスでマーケティングやネットビジネスの先生をしているんですが、「PTAみたいな非営利組織のマネジメントってどうやるのかな」「会社とどう違うのかな」という興味も大きかったんです。今日はそのご報告ができるかな、と思っています。

わからないことだらけのPTA

大塚: まずお伺いしたいのが、PTAを変えるために、どんなことをやってきたかということです。

川島: 最初は「すごいとこに来たな」と思ったんですよ。それまで経験したことがないすごい世界に入ったな、と。

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