毎日フォーラム~毎日新聞社

霞が関ふるさと記 事務次官を多数輩出[和歌山県]

2014年07月14日(月) 毎日フォーラム
毎日フォーラム
upperline

熊野古道を含む世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」が認定から今年10周年を迎えた。来年は、弘法大師・空海が高野山に密教の道場を開いてから1200年目を迎え、国体も開催される。事務次官や次官級を多数輩出している。

内閣府・松山事務次官

事務次官OBには、法務事務次官を務めた元日本野球機構コミッショナーの故根來泰周氏(京大法56年法務省、県立向陽高卒)、大蔵事務次官の元日本政策投資銀行総裁の小村武氏(東大法63年大蔵省、県立星林高卒)、国土交通事務次官の国土技術研究センター理事長の谷口博昭氏(東大工72年建設省、県立桐蔭高卒)、財務事務次官の真砂靖氏(東大法78年大蔵省、県立田辺高卒)がいる。

現役では、内閣事務次官の松山健士氏(東大経78年経企庁、写真)が橋本市の出身だ。幼少時に大阪府内に移り大阪教育大付属天王寺校舎を出ている。人事院事務総長の永長正士氏(東大法79年大蔵省)は本籍が紀の川市桃山町。88年6月から90年6月まで県の財政課長に出向した。大阪で育ち、高校は大阪府立大手前高を出た。次官級では国交省技監の足立敏之氏(京大院土木79年建設省、写真)が桐蔭卒。「文武両道の学校でテニス部だった」と話す。

足立敏之氏

環境省では官房長の鈴木正規氏(東大法78年大蔵省)が湯浅町の出身。高校は大教大付天王寺を卒業している。湯浅町は紀伊國屋文左衛門生誕の地で、醤油発祥の地としても知られる。内閣府では、経済社会総合研究所総括政策研究官の道上浩也氏(京大院工80年経企庁)が新宮市の県立新宮高を卒業した。那智勝浦町の出身だ。財務省では、秘書課財務官室長の嶋田俊之氏(京大法91年大蔵省)が海南市出身で県立海南高を出た。同校は今春のセンバツ高校野球大会に、21世紀枠で27年ぶりに出場した。

総務省では、内閣審議官兼内閣府規制改革推進室長の滝本純生氏(東大法79年自治省)が和歌山市出身。中学から神戸市の私立灘高へ進んだ。地方公共団体金融機構理事の兵谷芳康氏(東大経82年自治省)は和歌山市出身で桐蔭卒。自治行政局公務員部福利課長から今年4月に北九州市副市長に出向した藤原通孝氏(東大法87年自治省)は岩出市の出身。同市にある県立那賀高を出ている。同校の卒業生には志賀俊之日産自動車代表取締役副会長がいる。

次ページ 会計検査院では、第4局長の平野…
1 2 次へ

このエントリーをはてなブックマークに追加 RSS
関連記事

最新号のご紹介

underline
アクセスランキング
1時間
24時間
トレンドウォッチ
編集部お薦め記事